【暑さ対策は着る服の”色選び”も大切…どの色が涼しい?】北海道の天気 あす18日からの週間予報/気象予報士執筆
北海道のあす17日(水)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
きょう16日(火)よりも、さらに明日は暑くなる!?
こちらはあす17日(水)の予想最高気温です、30度以上の地点が多い予想となっています。
あすも晴れて上空の暖気がさらに強まるため、きょうより暑くなります。
札幌は2日連続真夏日となる31度、旭川は3日連続真夏日の33度。北見34度は、道内の今年一番の暑さになりそうです。こまめな水分補給、そして室内でも冷房などを使って涼しく過ごしましょう。
暑さ対策として、着る服の色選びも大切です。
皆さん、白は太陽の光を反射して、熱がこもりにくく、あまり反射しない黒は熱を吸収して暑くなるというのは、なんとなく分かると思います。では、ほかの色、赤や黄色、夏らしい色の緑や青はどうだと思いますか?
実は、赤や黄色は反射率が高く、あまり熱がこもらないんですが、涼しげに見える緑や青は反射率が低く、熱が溜まりやすいんです。
もちろん、参考までにということで、着てはダメということはありません。日傘などでしっかり日よけをする工夫が必要です。
あす17日(水)の天気と気温
あす17日(水)の天気と気温です。夏の日差しと、厳しい暑さが続きます。
最低気温は今朝と同じくらいで札幌は21度でしょう。日中は海岸部でも25度前後まで上がります。
あすの時間ごとの天気、道央・道南からです。
札幌や倶知安など道央を中心に晴れるでしょう。帽子や日傘などでしっかり日よけをしてください。
道南方面は、低い雲が広がりやすくなります。
道北・空知です。
朝から晴れて、旭川や富良野で33度まで気温が上がります。アスファルト付近はかなり熱くなるので、ペットの散歩は涼しい時間帯を選びましょう。
道東・オホーツク海側です。日中は強い日差しが照り付けます。オホーツクの内陸では35度近くまで気温が上がります。屋外での活動は無理をせず、休憩を取りましょう。
17日(水)からの週間天気予報
週間予報、日本海側とオホーツク海側からです。
夏空はあすまで。木曜日から雲が広がり、金曜と日曜は雨が降るでしょう。木曜から蒸し暑さと寝苦しさがパワーアップします。食中毒にも注意してください。
つづいて、太平洋側です。
木曜の夜から道南で雨が降り、金曜は雨の強まるおそれがあります。日曜も雷雨などに注意してください。
雨でも気温は30度前後。厳しい蒸し暑さになります。
あすの札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
はい。あすも30度以上の真夏日予想です。日中は激しい運動を避けるなど無理はしないで下さい。
室内でもカーテンを閉めて日ざしを遮ったり、扇風機で風通しを良くするなど工夫しましょう。
※気象予報および、情報カメラのようすは16日(火)午後5時時点の情報です。
最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「お天気コラム」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
編集:Sitakke編集部ナベ子