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乗っ込みクロダイ狙いのフカセ釣りで47cm頭に5枚キャッチ【静岡・清水港】

TSURINEWS

クロダイ(提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)

4月13日、ホームグラウンドの清水港へ乗っ込みクロダイ狙いで釣行しました。3月下旬から暖かい日が続き水温が17℃まで上昇、いよいよ乗っ込みが始まった様子です。

清水港クロダイの乗っ込み時期

清水港の乗っ込みは周辺地域よりも一足先に始まる傾向があり、例年であれば3月には乗っ込みが本格化します。しかし、今年は遅れているのか4月に入りようやく乗っ込みが始まりました。

産卵モードに入った魚から順にエサを食わなくなるため一時的に食いが落ちるタイミングになります。また、日ムラが激しくなり難しい釣りを余儀なくされることも。一方で、大型の魚も動き出すため調子の良い日に当たれば型と数の両方が狙えるチャンスです。50cmを超える年無しサイズも出やすくクロダイ狙いの釣り人にとっても一大イベントになります。

清水港(提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)

深場のポイントに釣り座を構える

釣り座を構えたのは筆者が得意とする深場のポイントで、足元から水深があるため岸壁際も狙い目です。コマセを作り終えたのは11時頃、15時までの4時間程度を目安に釣りをします。当日は天候に恵まれ、晴天に風も穏やかと絶好の釣り日和。途中から風が吹く予報ですが背後からの追い風なので問題ありません。

当日の釣り座(提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)

クロダイ釣りと言えば底狙いが基本ですが、今回の釣り場のように水深がある場所では想像以上に魚が浮いてくる場合があります。中層に浮いてきた魚を掛けられるかで釣果が大きく左右されるだけでなく、深いタナまで仕掛けを入れずに済むため効率的です。沈みの遅いボイルオキアミをコマセに混ぜて魚の意識を上へ向けさせる作戦で釣りをします。

コマセにボイルオキアミを混ぜて上層を意識させる(提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)

当日のタックル

ロッド:がま磯 アテンダー3 0-53
リール:銀狼LBDQ
ウキ:00号 ※ウキ止め無しの全遊動
道糸:PurpleEyes1.5号
ハリス:LEVEL1.5号
針:ナノチヌフカセ3号
オモリ:G2~G4 ※段打ち

さしエサ:
生オキアミ
加工オキアミ
ボイルオキアミ
スイートコーン
ネリエ(白)

さしエサ(提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)

今回の釣行では3月末にリリースされたがま磯アテンダー3のチヌ対応モデル、0号を持ち込みました。非常に持ち重りが少なく、持つ度に驚かされます。まだ本命のクロダイを掛けられていないため今回の実釣で是非とも曲げ込みたいです。

がま磯アテンダー3(提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)

正午すぎにネリエで本命

開始後1時間は我慢の釣りになりました。潮がふらつき強烈な当て潮かと思えば左右に流れて落ち着きません。正午のチャイムが鳴った頃からようやく潮が変わりすぐにコッパメジナが釣れてきました。状況変化を感じ取り集中力を高めます。

生オキアミはフグを中心にエサ取りが食ってきますが本命からの反応はありません。そこで、ネリエを投入して目先を変えることに。すぐに中層で本命のアタリを捉え、アベレージサイズながら乗っ込みらしい丸々とした本命をキャッチ。オキアミで様子を見ながらここぞの場面でネリエを使うのは筆者の定番です。

1匹目のクロダイ(提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)

47cmの良型も登場

その後もボイルオキアミとネリエを活用しながら釣果を伸ばしていきます。ボイルオキアミで浮かせた魚をネリエに飛びつかせるコンボが効果的で、年無しには届きませんでしたが47cmの良型もキャッチしました。

47cmの良型も登場(提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)

水温が上昇したためか、どの魚も鋭い突っ込みで竿を何度も絞り込みます。新調したアテンダー3を存分に曲げ込めたので満足です。

水温上昇で元気な魚が多かった(提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)

最終釣果

予定通り15時過ぎにコマセが無くなり今回は納竿することに。途中2回ほどバラシがありましたが丸々太った乗っ込みクロダイを5枚キャッチ。ずっしりとした重さがたまりません。乗っ込みらしい魚が揃い満足な釣行となりました。

最終釣果は5枚(提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)

これから5月にかけて乗っ込みがピークを迎えます。後半になるほど産卵モードの魚や産卵後の魚が増えてくるため早めの釣行がオススメです。今年は乗っ込み開幕が遅れている分、GW過ぎ頃までは楽しめると予想しています。釣行の際は気温が上がり紫外線が強くなるため水分補給や日焼け対策を忘れずにしましょう。

<杉本隼一/TSURINEWSライター>

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