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withコロナを生きる 市民活動の新たな形 模索 オンライン講座スタート〈逗子市・葉山町〉

タウンニュース

受講を呼び掛ける手塚館長

逗子葉山の市民団体の拠点になっている市民交流センター。人と会って話し、企画を練って行動に移す――。活動の根幹とも言えるコミュニケーションがコロナ禍で制限されるなか、同センターは12月から、オンライン講座を初めて開催する。

メリット大きい

今回の講座は、これまで団体向けにセンターが開いていたものを、館長の手塚明美さん自ら講師役となり収録した。オンライン会議アプリを使い、背景にパワーポイントなどの資料を配置。画面内でより見やすくなるよう、工夫を凝らしているという。

最低限の知識と機材を揃えれば時間や場所にとらわれず、期間中は何度でも受けることができる。全国各地でこうした取り組みが行われており、今後は他地域が作成した映像を配信することも検討。市民講師を招いた動画作成も行っていく予定だ。

手塚さんはさらに、災害発生時の情報伝達方法としても期待を寄せている。「有事の時に必要なのは、情報を集約、整理し正しく拡散すること。支援団体に必要な物資を瞬時に伝えられるこの方法は、今後ますます活用されていく」とみる。

基本を再確認

「これまでの市民活動は、何はともあれ人を巻き込むことが大切だった」と語る手塚さん。これまでもそのための講座を開いたり、個別にアドバイスして活動を後押ししてきた。

それだけに、今回のコロナ禍はセンター自体の存在意義が問われるのと同時に、基本に立ち返る機会になったという。「改めて中間支援とは何かを考えると、世の中の流れに乗りながら必要とされる情報を伝えてサポートすること」。センターがまず、できることを試してノウハウを蓄積して市民に還元する必要性を再確認した。「団体によって状況はさまざま。一つ一つの相談に真摯に耳を傾け、後押ししていきたい」

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講座の第1回は「知っておきたい寄付のこと」(配信期間:12月1日〜10日)、第2回「知っておきたいNPOのこと」(同11日〜20日)、第3回「NPOのための会計整理」(同21日〜30日)。料金は各回500円。申し込みはセンターのホームページから。

詳細や問い合わせは【電話】046・872・3001へ。

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