多くても足りなくてもよくない?!外敵から私たちの体を守る免疫の低下と過剰で起こる現象とは?【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】
多くても足りなくてもよくない、免疫力の低下・過剰は体をむしばむ【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】
免疫力の低下・過剰は体をむしばむ
常に外敵から私たちの体を守ってくれている免疫ですが、ストレスや加齢、生活習慣の乱れなどにより、この力が落ちてしまうことがあります。
免疫力が落ちると、病原体と戦う力が弱くなるため、風邪などの病気にかかりやすくなります。また、かかってしまったあと、治るのも遅くなります。
その他にも、便秘や下痢をしやすくなったり、口内炎ができたり、肌荒れなども症状として出てきたりします。このような状態が続くと、脳卒中やアルツハイマー病、がん、胃い潰かい瘍ようなどにもつながってしまいます。
このように免疫力の低下によって、さまざまな症状が出てしまいますが、逆に免疫が過剰に反応してしまうことも問題があります。その代表的なものが花粉症などのアレルギーです。
アレルギーは、本来有害物質ではない花粉やダニ、小麦や卵などに対して、免疫が反応したことによって引き起こされます。また、ハチに刺されてショック症状が起きるアナフィラキシーもアレルギーの一種です。
さらに、免疫細胞が情報をやり取りする際に使われる物質であるサイトカインが過剰に分泌されると、体に炎症が起きて血栓ができやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞などの、命に関わる病気になる場合もあります。この状態は、サイトカインストームと呼ばれます。
出典:『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』