ダイヤ街商店会 仮囲いから飛び出すアート 〝映える壁面〟楽しんで
小田原ダイヤ街商店会で行われているマンション建設に伴う解体工事の仮囲いにこのほど、忍者などの3Dアート作品が掲示され、通行客の目を楽しませている。
工事現場の壁面を活用した「小田原忍者ストリート〜とびだす風魔忍者〜」は同商店会が主催。城下町の歴史と文化を活用したフォトスポットを創出し、地域活性を図ろうというものだ。
壁面には関西を拠点に創作活動を行う永井秀幸さんによるガマガエルや雲に乗った忍者、恐竜に扮した巨大な作品などが描かれている。
海の日の祝日だった7月15日には観光客が撮影する姿も。二宮町から夫婦で訪れていた関原一樹さんは「歩いていて何が描かれているんだろうって近寄ってみましたが、工事現場の壁を活用したアイデアは面白いと思った」と話していた。