「おじさんの焼肉=子どもがガツガツ食べるのを見ること」ってどういうこと!?
TBSラジオ『東京ポッド許可局』毎週土曜深夜26時から放送中!
12月9日(土)放送後記
マキタ:今からの人生において、53歳の私ですけど、これから始めなくちゃいけないこと。今までのことを省みて、反省しつつ、その前までの時代は終わって、今からこっちの時代の俺は新しいフェーズのやり方で生きていくとすごく思うんです。それをなにで思うのか?焼肉で思うんです。
鹿島:新しいこれからの人生、焼肉とどう向き合うか?新しくどう積み立てていくのか?焼肉NISAですね。
マキタ:焼肉NISA(笑)
鹿島:よくわかんねえけど(笑)
マキタ:食ってものを大事にしているとこの番組で再三言ってきてると思うんですが。
鹿島:散々聞いてるよ。
タツオ:聞き飽きてるよ。
マキタ:飽きるなよ。まだ行くぞ。
鹿島:タツオ、食傷気味とか言うなよ!食だけに。
マキタ:胃もたれしてんじゃねえよ(笑)でもね、焼肉って俺は昔は「とにかく量を食べればいい」と思ってたんですよ。
鹿島:そうだね。
タツオ:たしかにな~。
マキタ:ありったけ。いくらでも食べられるんじゃねえかって。
タツオ:思ってた。
マキタ:思ってたよね?
タツオ:あのころに戻りて~。
鹿島:20代のころ、仲間と中野の安い坂道にある焼肉屋にさ。
タツオ:わざわざ約束してね(笑)
鹿島:そうそう(笑)2000円も持てば充分食べられた。皿に山盛りの肉が出てきて。周りも大学生しかいないなか、よーいドンで食ってたね。あのころの時代の俺になにか奢りてえな。みんなで食べに行ったよね。
タツオ:食べてた。
マキタ:そういう質より量みたいな時代っていうのが、俺は紀元前と思ってるんですよ。で、今は紀元後。量より質っていうのが紀元後なんです。BCとADに分けて、俺は焼肉AD時代に入ってると思っていて、そのときのやり方は正直まだ模索中なんです。まだ自分のなかのパターンみたいなものや、いい感じのものがまだ模索中なんだけど、今俺は焼肉紀元後っていうことになってるのかな。
タツオ:俺はたまごスープだね。たまごスープとカクテキですね。
マキタ:いいでしょう。僕は日式焼肉と呼んでいるんですが。
タツオ:日式焼肉?
マキタ:日本風の焼肉ね。焼肉も多様化して、一人焼肉のような「〇〇焼肉」みたいな言葉も多いし、たとえば韓国焼肉もあるじゃん。
タツオ:あるね。サムギョプサル。
マキタ:そうね。そこで食べる韓国風の焼肉のやり方もあるし。
鹿島:サンチュ。巻いて食べるもんね。
タツオ:そうだね。あんなご飯を食べない焼肉なんてあり得ないと思ってたもん。
マキタ:ゴマの葉とかね。あんなの俺のなかではニューカマーですよ。でももう年波なのでガツガツは食べられないけど、昔ながらの日式焼肉で、タンを塩で食べたりっていうところから始まったり。まずはタンから食べ始める。で、焼肉の華と言ったらカルビですよ。
タツオ:カルビはもうな~。
マキタ:網の下に脂が滴り落ちて、ボォ~っと火がついて、みんな笑顔になるじゃないですか。
鹿島:で、覚え始めるとカルビをわさび醤油で食べ始める。
タツオ:美味いよ!
鹿島:そういうところに行き出してしまう。
マキタ:で、とはいえもう俺はあんまりカルビが食べられなくなってしまった。
鹿島:この前も言ってましたよ。
タツオ:俺も一人前でいいかな。