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デジジャパンの勤怠管理システム、弥生とAPI連携を開始 給与計算業務の負担を軽減

月刊総務オンライン

デジジャパンの勤怠管理システム、弥生とAPI連携を開始 給与計算業務の負担を軽減

デジジャパン(東京都港区)は1月20日、同社が提供するクラウド勤怠管理システム「Touch On Time」と、弥生(東京都千代田区)のクラウド給与サービス「弥生給与 Next」との間で、APIによるデータ連携を開始したと発表した。

国内の勤怠管理市場で高いシェアを持つデジジャパンと、会計・給与ソフト大手である弥生の連携は、バックオフィス業務のデジタル化を目指す中小企業にとって大きな後押しとなりそうだ。

CSV手動取込を不要にする「シームレス連携」が実現

今回のAPI連携により、利用企業は「Touch On Time」で集計された残業時間や休日出勤日数などの月次勤怠データを、別途ファイルとして書き出すことなく「弥生給与 Next」へ直接転送できるようになった。

給与計算側の画面に設置されたボタンをワンクリックするだけで最新データが同期されるため、従来のCSV形式によるデータの書き出しとアップロードという2段階の手動操作が不要となる。

連携がもたらす最大のメリットは、業務の正確性とスピードの両立だ。給与計算業務において、データの転記ミスやファイルの取り違えは、支払金額の誤りに直結するため、社会保険料や所得税の算出にも影響を及ぼす重大なリスクとなりうる。

APIによる直接連携はこうした人為的エラーを構造的に排除するものとなり、担当者の心理的負担も軽減する。

各分野の専門システムをAPIでつなぐ方式が主流に

デジジャパンの「Touch On Time」は、2025年10月時点で導入企業数6万5000社、利用ID数420万人以上という国内市場シェアNo.1(富士キメラ総研調べ)の実績を持つクラウドサービスだ。

両社の連携の背景には、働き方改革などの社会的な要請がある。厳格な労働時間管理が求められる中、勤怠管理から給与計算、源泉徴収、年末調整など一連のプロセスをいかに効率化するかは、人員が限られる中小企業にとって避けては通れない課題となっている。

ITを駆使した業務の自動化は、深刻化する人手不足を補い、本業に集中できる環境を整えるための経営戦略として、今後さらに重要性を増していく。

クラウド型SaaSの普及により、単一のシステムで全ての業務を完結させる「スイート型」よりも、各分野の専門システムをAPIでつなぐ「ベスト・オブ・ブリード型」が主流になりつつある。今回の発表はそのトレンドを象徴する動きといえる。

同社の発表の詳細は公式リリースで確認できる。

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