今にも消えそうだった『低体重の子猫兄弟』をお世話した結果…112日目の光景に涙が止まらないと号泣する人続出「本当に感動」「涙で画面が」
人気YouTubeチャンネル『にこねこ【保護猫の保育園】』に投稿されたのは、未熟児で誕生・保護された子猫兄弟の成長と巣立ちを記録した動画です。
当動画は公開後わずか5日で7万再生を達成するとともに、「よくぞ無事に育てて下さいました」「何枚ものティッシュが涙で濡れました」との声・が寄せられています。
低体重の子猫兄弟・どんぐりブラザーズ
育児放棄と見られる3匹の子猫が保護されている。保護猫活動家である動画投稿者さんのもとにそんな一報が舞い込んだのは2022年秋のこと。残念ながら1匹は亡くなってしまったものの、残る2兄弟を救うため、預かりを決めたといいます。
『どん・ぐり』兄弟と名付けられた2匹は保護当日時点で生後約3日齢ととても幼く、お腹にはまだへその緒が。ぐりちゃんの体重はわずか69gと、未熟児の彼らに緊張を覚えながらもお世話を開始した投稿者さんでしたが……。
試行錯誤を繰り返し、夜通しで行った授乳
シリンジを用いた授乳を試みるも、ミルクがお口から流れ出てしまい、うまく飲めなかったというどんぐり兄弟。投稿者さんは授乳回数を増やす形で対応するとともに、一滴一滴を慎重にお口に含ませ、夜通しでミルクを与えたそう。
ミルクの温度に乳首の形状、ブランケットの素材に至るまでの授乳環境を見直しての授乳を続けるなか、兄弟は意欲的にミルクを飲みはじめたのは翌朝のこと。しっかり乳首に吸いつき、上手にミルクを飲む彼らを目にした投稿者さんは、嬉し涙がこぼれてしまったのだとか。
『どん・ぐり』改め『ぐり・ぐら』兄弟へ
保護2週間後には目が開き、お顔つきもぐんと猫ちゃんらしくなったというどんぐり兄弟。授乳量・体重共に順調に増え、2か月後にはついに離乳を。健やかに成長した彼らを待っていたのは、優しい里親さんご一家だったといいます。
兄弟の巣立ちは保護から112日目のことで、小さなころから大切に育ててきた彼らの門出に、目頭が熱くなったと語る投稿者さん。兄弟もまた何かを察した様子で、出発直前まで投稿者さんに目いっぱい甘えて過ごしたようです。
里親さん到着直後は緊張気味だった兄弟も、トライアル期間を経て正式な家族に。どんちゃんが『ぐら』ちゃんというお名前を新たに授かったことで『ぐり・ぐら』兄弟となった彼らは、ずっとのお家の中、ずっとのご家族のもと、幸せに暮らしているといいます。
さまざまな工夫を凝らしての授乳に奮闘された投稿者さんと、その思いに応えるかのようにしてミルクを飲みはじめたぐり・ぐら兄弟。保護から巣立ちに至るまでの成長を記録した当動画には、「69グラムの小さな小さな命画面越しに私もミルク飲んで〜と応援しました助けて下さってありがとうございます」「動画の最後のほうは、言葉のひとつひとつに、涙が出っぱなしでした。本当にしあわせそうなぐらちゃんとぐりちゃん。ずっと元気でいてね」等、あたたかなコメントが多数寄せられています。
ボランティア団体連携のもと、保護猫活動に励まれている動画投稿者さんご夫妻。人気YouTubeチャンネル『にこねこ【保護猫の保育園】』では、ぐり・ぐら兄弟同様、ご夫妻に命を救われ、素敵な里親さんのもとへ巣立った猫ちゃんたちの動画が公開されています。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「にこねこ【保護猫の保育園】」さま
執筆:2525
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。