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週3日孫のお世話をするのが大変だけど娘に言えない……。#お悩み人生相談

saita

心理カウンセラーうさこの心を軽くする考え方

心理カウンセラーの古庄由佳です。カウンセリングに来てくださる方には「うさこさん」と呼ばれています。 自分の心に蓋をして、我慢を続けて生きるのはとてもしんどいですよね。最近はスマホやSNSのおかげで情報が溢れてすぎているためか「自分の考え方がおかしいのかも」「私だけじゃないし」とガマンしてしまっていることもあるようです。自分の人生をHappyにするかどうかは自分が決めると信じて、皆さんのお悩みに答えます。

相談:週3日孫のお世話をするのが大変です…。

stock.adobe.com

(愛知県 55歳 実彩 専業主婦)

往診先のコロナクラスター発生と院長のパワハラで退職し、今は失業中。

老後の年金など考えると来春には、医療職パート復帰したいですが、近くに住む娘がパートも幼稚園の役員も、そして、通信でステップアップの資格取得も頑張ってるので、週2~3日家事や孫のお手伝いに行ってます。

自身の染髪後の髪を乾かすのも面倒なのに孫、2人とも長髪で流れで乾かさねばならず、どういえば娘を嫌な気持ちにさせず、私が乾かすのを逃れられるか…。

また来春から上の孫が小学生で、週3日、娘がパート仕事の日に私が孫の世話などを手伝う予定です。
娘は「家事はしなくて良いから」と言いますが、娘が家族の為に作った夕飯を私も御馳走になるし、何もしない、で孫だけを待つ、というのも気が引けてついやってしまいます。
自分の気持ちは、本当は週2日希望だけど、それは、資格取得に関わってくるみたいで無理のようです。

娘にどう伝えると、お互い気持ち良く分かり合えるのかが、ずっと引っ掛かってます。
こんな事で悩むのは恵まれてるのに……。とも思いますが、伝えるのが下手な私で無理もしてしまい、後から落ち込む事が多々あるので、先生、よろしくお願いいたします。

「自分」を満たしてあげましょう!

娘さん、とってもエネルギッシュですね!子育てしながら、パートに、役員に、資格取得まで頑張っているんですもの。少しでも応援したい気持ちになりますよね。そして、実彩さんのサポートがあるからこそ、ここまで活動できる部分もあるでしょうから、無理をしてでも協力してしまう実彩さんのお気持ちもわかる気がします。
 
ただご相談を読む限り、実彩さんは少し疲れているように感じました。それはそうですよね。今は専業主婦とはいえ、少し前までパワハラあり、コロナありで、とっても大変な想いをされたのではないかと思います。
 
「シャンパンタワーの法則」というのがあります。「シャンパンタワー」とは、ピラミッド状にシャンパングラスを積み重ねて一番上からシャンパンを注いでいく、結婚式などのパーティでたまに見かけるセレモニーですね。

「シャンパンタワーの法則」では、積み重ねられたグラスを人間関係にたとえて、1番上のグラスを自分自身、2段目を身近な人や家族、3段目を友人や仕事仲間、4段目を顧客、5段目を地域の人々……のように見立てます。
 
一番上のグラスが満たされると、あふれたシャンパンは下へ下へ流れて、下のグラスも順に満たされていきます。でも、2段目や3段目から注いでしまうと、一番上の自分自身はずっと満たされないままになってしまうのです。
 
今の実彩さんは、2段目から満たそうとしていませんか?面倒に感じているのは、「自分のことも満たして」という自分自身からのサインかもしれません。
 
もしかして実彩さん、娘さんにとってのいいお母さん、お孫さんにとってのいいおばあちゃんでいようとされていませんか?もしそうでしたら、私からのご提案は「いいお母さん、いいおばあちゃんをやめてもいいよ」と自分に許可してあげることです。
 
娘さんにとっても、お孫さんたちにとっても、実彩さんは、いてくれるだけでうれしい存在です。だからこそ「いるだけでいいからいてほしい」と娘さんは頼まれているのではないでしょうか。
 
堂々と「いるだけおばあちゃん」になってみてください♪自分のやりたいことをしながらお孫さんを待ってみるのもいいですね。夕食も堂々と一緒に楽しんでみてください。
 
こんなふうにご自身の希望を満たしながら、娘さんの家にいることを楽しんでみるのはいかがでしょうか。役にたつお母さんやおばあちゃんとしてではなく、ただただ楽しい家族として。
 
もちろん、それでも週3日がしんどいのであれば、そう伝えましょう。伝え方のポイントは、「できるかできないか」だけではなく、実彩さんの事情や、お気持ち、弱音も合わせて伝えること。(たとえば、髪を乾かすののが面倒、、、にもきっと理由があるのではと思います。体がしんどいとか、体勢がツライとか……)それによって、どちらか一方だけではなく、実彩さん、娘さん双方にとって心地いい状態を、すり合わせしながら一緒に探してみてほしいのです。
 
大切なのは、実彩さんご自身のグラスを満たすこと。自分がカラカラになって、娘さんやお孫さんたちを愛おしく思えなくなってしまったら、さみしいですものね。「いいお母さんをやめてもいい♪だっているだけでいいお母さんだもの」そんな合言葉を胸に、ご家族との時間を楽しまれてみてくださいね。
 

古庄由佳(うさこ)/心理カウンセラー、卒病カウンセラー

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