【藤沢市】プレス工業㈱陸上部 ニューイヤー駅伝出場へ 2年ぶり13回目の切符
藤沢市を拠点とするプレス工業(株)陸上競技部が3日、2026年元日に開催される全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)への出場権を獲得した。埼玉県熊谷市で行われた予選会・東日本実業団対抗駅伝では、28チーム中11位で本戦への切符を手に入れ、2年ぶり13回目の出場を決めた。
予選会は、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場および公園内特設周回コース(7区間/74・6キロ)で実施され、上位13チーム(記念大会枠を含む)が獲得できる本戦出場権を争った。また、同大会はこれまで公道開催だったが、運営費の高騰などを理由に今回から周回コースに変更された。
通常と異なる環境下、チームは1区の熊谷真澄選手が10位とまずまずの滑り出し。2区でケニア出身のムソニ・ムイル選手が故障明けで本来の走りができず、18位まで落とす想定外の展開となったが、その後の日本人選手が粘りを見せた。3区の橋本龍一選手が5人を抜き13位まで順位を押し上げると、続く4区の滋野聖也選手が区間4位、5区の大川歩夢選手が区間5位の快走を見せ、チームは総合3時間34分47秒でゴールした。
悔しさ糧にチーム再構築
前回大会でニューイヤー駅伝出場を逃した同部。これまでは個人種目に焦点を当てることも多かったが、今年に入り、本戦で15位以内に入ることをチーム目標に掲げ、約1年をかけて駅伝に注力してきた。
4区を走った、3000メートル障害で日本選手権4位入賞の実績を持つ滋野選手は「個人的には区間賞を狙っていたが12秒差で届かず悔しさはある。しかし、チームとしてニューイヤー駅伝出場を決められて、ほっとした」と安堵の表情を見せる。5区で1万メートル日本選手権6位入賞経験を持つ大川選手は「大きい走りが自分の持ち味。ニューイヤー駅伝では重要区間を任せてもらえるよう調整していきたい」と意気込む。3区の橋本選手は「会社が今年100周年を迎えた。15位以内と言わず、上位を目指し、今大会でチームとしても新たな一歩を踏み出したい」と熱い思いを語った。
下里和義監督は「今年はこれまでよりも心を鬼にして厳しい練習メニューを重ね、チャレンジできるチームに仕上がった。駅伝に集中してくれた選手たちには感謝の思い」と、本戦での活躍に期待を寄せた。