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馬絹の花桃、市長へ 生産者団体が寄贈〈川崎市宮前区〉

タウンニュース

福田市長(右から2人目)に花桃を届けた関係者

JAセレサ川崎花卉(き)部馬絹支部(吉田恵一支部長=人物風土記で紹介)が2月1日、春の訪れを告げる花桃を福田紀彦市長に贈呈した。

吉田支部長やJAセレサ川崎の梶稔代表理事組合長らが川崎市役所を訪問し、高さ約1・3mの枝の束を福田市長に手渡した。吉田支部長は「今年も順調に仕上がった。馬絹の花桃を市民の皆さんに見てもらいたい」と話し、福田市長は「とてもきれいに咲いている。まさに匠の技。多くの人が訪れる市庁舎25階の展望ロビーに展示したい」と感謝を述べた。

同支部は馬絹地区の花卉生産者25人で組織。それぞれ3月3日の桃の節句に合わせて開花を調整し、2月下旬に出荷作業のピークを迎えるという。花を落とさず、枝を折らない「しおり」の技術は関東屈指で、伝統的な方法として江戸時代から受け継がれている。

500束を無料配布

同JAは2月13日(火)午後5時〜15日(木)午後1時、JR川崎駅中央口通路で馬絹の花桃を展示。最終日の午後1時から500束を無料配布する。

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