巨大な栗のミルフィーユといちごの宝石箱を楽しんで 道の駅しんぐうから車で5分『くりすチェスナッツ』で「和栗のミルフィーユモンブラン」を堪能 たつの市
道の駅しんぐうから車で5分の場所にインスタで今話題の映える栗スイーツがあるとの噂を聞きつけ、取材をしてきました。
噂のスイーツがいただけるのは、瓦造りが特徴的な和風のたたずまいが素敵なカフェ『くりすチェスナッツ』。
店内は和風のとても素敵な作りです。もともとあった料理屋の跡地を店主の冨田さん夫妻が友人の力を借りて改装。壁紙なども自分達で張り替えたそうです。
店内に入ってすぐの右の壁にはメニューボードがあります。その壁の奥にはテーブルのある部屋が。店内はかなり広々としています。 また、店内にはこだわりの商品が陳列されています。
こちらのお店は、まず入口奥にあるカウンターで注文をするタイプ。店主の冨田さんが一人で調理を担当されており、多忙を極める為、このスタイルにしたのだそう。食事を終えた後も返却口を設けているセルフサービス方式です。
冨田さんがお店をはじめられたのは自分達の子供の栗の木を植えたのがきっかけ。大きなりっぱな栗がなりだし、これで、何かお店ができたらと考えたそうです。現在お店では地域の来栖(くりす)の栗と国産栗を使用。地元の旬の食材にこだわり、季節ごとに商品を変えて提供しています。
まずは「和栗のミルフィーユモンブラン」から。
驚くのはその栗の味わいです。「自家製栗のミルクペースト」、「バニラビーンズの入ったカスタードクリーム」、「自家製の渋皮煮」、「ホイップクリーム」と「もちもち求肥」を「自家製パイ」でサンド。最後には「焼き栗モンブラン」をたっぷり贅沢にかけました。「焼き栗モンブラン」はとても細く繊細で美しく見ているだけでうっとりしてしまいます。
和栗の香りがひろがり濃厚。全ての味が合わさることで絶妙なハーモニーが生まれ、かなり洗練された味わいで驚きです。
続いての「いちご尽くしデザートプレート」はその名の通りいちごが盛りだくさんの商品。真っ赤ないちごがとても華やかです。
左奥から「白いシフォンケーキ、いちごのソース」「いちごのチーズケーキ」「いちごチョコ大福」「いちごのホワイトガトーショコラ」「ホイップクリームのいちごソースかけ」とワンプレートで5種類のいちごスイーツを楽しめます。それぞれのお菓子の個性も際立っており、丁寧につくられているのがよく分かります。ちょっとずつ食べたい人にはとってもおすすめです♪
最後に「渋皮煮のプリン」を試食。渋皮煮を作る際に崩れたものをなんとか利用できないかと考えて生まれました。
綺麗な2層になるようにかなり試行錯誤されたそう。封をあけたとたん、栗の香りが一気に広がります!栗の甘みが感じられこれでもかというくらいまったりトロトロ。下のほうは味が濃厚で渋皮煮をより濃く感じることが出来ます。これは是非お土産に、だまされたと思って買って帰って頂きたい一品です。
ここだけしか味わえない冨田さんの自慢のスイーツ、遠方の方も是非足を運んで頂ければと思います。
場所
くりすチェスナッツ
(たつの市新宮町福栖253-2)
時間
10:00~17:00
営業日
土日祝のみの限定営業
TEL
0791-60-3265
駐車場
11台