リーマンパパのローコストキャンプライフ | 粟野川河川公園
山口県下関市にある「粟野川河川公園」キャンプ場を紹介!
文字通り公園なので、なんと驚きの無料!
【まずは位置関係(※グーグルマップ)】
なのに設備がきれいでロケーションもいいという奇跡のバランスで、北部九州~山口方面にお住いのキャンパーにはお馴染みのスポット。
これからキャンプには絶好の季節!今年こそキャンプデビューしたい方は特に要チェック!
粟野川(小河内)河川公園の利用について
いい意味で田舎の公共施設なので、トリッキー続きなのはご愛敬!
粟野川河川公園【公式サイト】を利用する基本的な手順ですが、
① 電話で予約(使いたい区画を伝える)。ただ、予約受付時間が月・木を除く8:30~17:00と、ちょっとトリッキー。
② 水道を使いたい場合は申し出る(当日、蛇口のカギが借りられる)
③ 当日、なぜか「JR滝部駅」というところで受付をする。この仕組みもトリッキー。ここで区画番号のパネルと水道のカギを受け取る。
今回は長男と二人きり。狭いセカンドカーの後部はキャンプギアでぎっしり
ボディも汚れているし
所要時間は、北九州市内から約2時間弱というところ
長男と男2人キャンプ。学校生活のこと、部活のこと、将来のこと…お互い正面を見ながら、でもお互いしかいないので、まじめな話をするには案外いい空間。関門海峡を越え、下関市内から山道に入り、みるみる景色はのどかな緑へ。JR滝部駅も想像通りのローカル感!
駅の周辺も同じく(笑)
豊北町自体は道の駅などで有名で、「角島」などに向かう際に目に入ることでも有名。けど、この辺りは少し山間部に入ったところなので、更に田舎感(自然感!)マシマシ。
ここから10数分(7㎞)程で粟野川公園に到着。時刻は12時を過ぎたぐらい。
河川敷の公園。のどか。川の流れる音しかしない。
簡単な炊事場と小屋とトイレだけがあり、掃除は行き届いているけど、台風前ということもあってか全然人が居ない貸し切り状態。
一応、区画は車が乗り入れられるようになっているので、オートキャンプ的にも楽しめるし、荷物の搬出入が楽でいい。
メインギアは、Amazonタイムセールで安くなっていた中華製パップテント
ウサギ好きとしては押さえておきたいDOD製「いつかのタープ」
本当はテントとタープの二重使いは面倒なため、キャノピー部分が大きめのパップテント(いわゆる“軍幕”)を選んだけど、年々厳しさを増す日差しを考え、やむなくタープを追加購入。せっかくなので“小川張り”(テントとタープが合体するような張り方)で一体感を…と思って調べたら、大好きなキャンプ情報サイト「CAMP HACK」のSAMさんが名付け親だった記事が!!(( ゚Д゚))そんな背景だったんですね、先輩、勉強になります!
設営が終わると、早速長男が川に行きたがる。
9月半ばだけど、日が照ればまだまだ暑い!終わったばかりの夏休みを思い出すような、青い空と透き通った川の水。魚も見える!
我が家の定番!キャンプの1品目は長男の「オープニングベーコン」
「蔵王」を始め、千原ジュニアファンの我が家の定番レシピ
さっそくランチの制作に取りかかる長男。うん、「皆さんが思っている、その味です」だ(笑)
ちなみに、ジュニアさんは劇場時代、出囃子にBlankey Jet Cityの代表曲「Punky Bad Hip」を採用していたそう!これまた大好きな芸人&音楽フリークの永野さんのチャンネルで二人の対談で語られている。高校時代にブランキ―に目覚め、以来、DIJな人生を目指す僕からすると、大好きな3者が一度に揃う感じがして、一人で感動しながら観ました(笑)どうりでジュニアさんはGAVIALの服ばっかり着ているわけだ。
その間、僕は父の威厳を保つ意味合いもあり、ちょっとだけ複雑なレシピに挑戦。
今回は、トマト缶を使った簡単イタリアン“鶏肉のトマト煮込み”に挑戦。使っているのは、CAPTAIN STAGの四角型の小型ダッチオーブン。火が通りやすい!
妻と2人で行った八幡西区本城陸上競技場近くのイタリアンレストラン
「ビストロ・ラ・バルブ」で出たトマトと鶏肉の料理がとても美味しくて、せめて真似事だけでもしてみようかと。
トマト料理ならイタリア感が出せるのかと安直な発想だったが、案外うまくいって結構満足!
ちなみに「ビストロ・ラ・バルブ」は、一見コワモテ風で無口なご主人と、笑顔で物腰和やらかいおもてなしの奥様が営む本格イタリアンの名店。本来、チンクエチェントで乗り付けるべきはキャンプ場じゃなくて、こういうお店なんだろうけど(笑)
ちなみに、写真左手奥のミニカマドで煮込むつもりだったけど、炭の在庫不足で火力不足に
敢え無くIWATANIの名作「ジュニアコンパクトバーナー」で煮込むことに。これが後ほど小さな悲劇につながることに・・・
みじん切りにした玉ねぎとニンニクひとかけと、下味を付けたもも肉を炒め、ある程度火が通ったらトマト缶を注ぎ、ジャガイモとしめじを載せてひたすら待つだけ。
長男の2品目は「もやしとニラと豚バラのホットサンドメーカー焼き」
これもムチャクチャ簡単。必殺!黒瀬のスパイスで、切って挟んで焼くだけ!
必殺の「黒瀬のスパイス」さえあれば、どんな料理でも手軽に深みが出る!黒瀬本店にいつでもふらりと行けるのは、北九州キャンパーにとっての大いなる名誉。全国のキャンパーさん、いいでしょ(笑)
先日、たまたま家族で黒崎商店街をぶらりした際にクロセに遭遇。
息子は「え?ここが本店なん?」と失礼ギリアウトのコメント
美味くて汁まで飲み干す!
しかし、だれもいない貸し切りって凄いな…
ビールをガンガン開けながら、段々気持ちよくなってくるし、ギターで弾き語っても怒られない!Blankey Jet Cityの「15才」を熱唱している傍ら、息子は順調に焚き火の準備へ。
地面に刺してランタンやティッシュをぶら下げているアイアンツール
結構な重量にも耐える、実用性の高い新兵器として、今回華々しい初陣を飾る
先日、下関のキャンプショップ「Camper’s Garage」で購入したもの(Camper’s Garageの記事は後日公開予定)。
そして陽が落ちると、初めてのスウェーデントーチに火をつけた
噂通り長く燃える。これはいい
今回はたまたま人から譲ってもらえたけど、自作となると問題は、どこで丸太を手に入れるかと、チェーンソーが借りられるか、だな・・・
まだまだこの季節はTシャツで過ごせるし、夜もそんなに寝苦しくない、絶妙な気温。防寒用のウィンドブレーカーやネルシャツの出番はなかった。
僕は酔っぱらって芝生で大の字でギターを抱えたまま寝てしまったので、息子が薪が燃え尽きるのを確認した上で、僕を寝袋まで引っ張っていってくれてたらしい。すまん息子よ。
翌朝、2本持って言っていたCB缶(カセットコンロ用のガス缶)が両方ともガス欠で、朝食が作れなかったところか、アサイチの楽しみのコーヒーすら飲めなかった
というか、迫りくる台風14号のせいもあって、朝から空模様は曇天、風も強くなってきてヤバそうな雰囲気。逃げるようにとっとと撤収。キャンプは設営は楽しいけど、正直撤収はあんまり楽しくない…と思うのは僕だけじゃないはず。次のテーマは「撤収のしやすい装備」かもしれない。
関係ないけど、トイレになぜかカエルが2匹もいました(笑)
当記事がキャンプメディアサイト「タナベスポーツ」さんで紹介されました!
https://camp.tanabesports.com/article/tarpntent-20240920kijiタナベスポーツHP
https://camp.tanabesports.com/
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