上杉謙信生誕500年に向け市民団体が「のぼり旗」制作 上越高校書道部が筆を執る
戦国武将、上杉謙信(1530〜1578年)の生誕500年となる2030年に向け、謙信の居城だった新潟県上越市の春日山城跡の保全活動などに取り組む「春日山城跡保存整備促進協議会」は、謙信や春日山城をPRする2種類ののぼり旗を2026年7月、制作した。文字は地元の上越高校書道部の生徒が筆を執った。
《画像:のぼり旗の完成を小菅淳一上越市長(中央)に報告した協議会役員と上越高生徒ら》
のぼり旗の大きさはそれぞれ縦180cm、横60cm。市が定めた春日山地域の観光イメージカラーの一つ、紺瑠璃色の旗には春日山城跡の謙信像の写真と力強い筆さばきの「生誕500年 上杉謙信公」が、白地に上杉家の家紋をあしらった旗には「日本百名城 春日山城」と書かれている。
のぼり旗は同市の地域独自予算を活用して合計で260枚を作成。8日、小菅淳一市長に協議会役員や生徒ら8人が完成を報告した。
「上杉謙信公」の文字を担当した3年生の佐藤美優さん(18)は「上杉謙信の時代を想像して太鼓や笛の音を聞きながら、謙信について字で伝わるといいなと思い、50枚以上書きました。いろいろな人に見てほしい」と話した。
《画像:力強い文字が目を引くのぼり旗》
同協議会の折橋修会長は「素敵な旗になった。日本百名城と謙信公生誕500年を二つそろってPRするのは意義がある。全国からたくさんの人が春日山城に訪れているが、2度3度と足を運んでほしい。全国に発信していきたい」と語った。
生誕500年の旗は市の施設や関係機関、小中学校、イベントなどで掲出し、春日山城の旗は春日山城跡を中心に設置する。