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原宿でルイ・ヴィトンの展覧会「LOUIS VUITTON &」 初日レポートを会場写真とともにお届け!【要予約】

OMOHARAREAL

2021年3月19日(金)、「LOUIS VUITTON &」がスタートした。本展ではルイ・ヴィトンの160年以上の歴史を、山本寛斎や藤原ヒロシ(FRAGMENT DESIGN)、草間彌生、NIGO®ら日本のアーティストたちとのコラボレーションを中心に紹介。彼らとメゾンの間で育まれてきた敬意、そしてインスピレーションの歴史を、10の没入型スペースを通して振り返る。

OMOHARAREAL編集部は、5月16日(日)まで約2ヶ月続く会期の初日に会場を訪れた。


会場は明治神宮のすぐそばにある商業施設「jing」。建築家・青木淳が手掛けた「ルイ・ヴィトン 表参道店」から表参道を700mほど進んだところにある。


最初に現れるのは電子音楽作曲家・池田亮司によるマルチメディアインスタレーション。天井から吊り下げられたLEDスクリーンがミラー仕様のフロアに映し出された不思議な空間は、訪れた人を一気にエキシビジョンの世界に引き込む。


1854年、トランク製造職人ルイ・ヴィトンによって始まったメゾンの歴史。現在に至るまで、あらゆるアーティストのニーズに合わせてトランクをカスタマイズしてきた。ここではフェルメールの絵画『牛乳を注ぐ女』をアムステルダム国立美術館から東京まで運ぶために作られたオーダーメイドトランクなど貴重な品々を紹介している。


トランクのそばには若き日の創業者ルイ・ヴィトンの肖像画が。16歳で職人見習いを始め、トランク製造職人として名を馳せた彼はどんな景色を見ていたのだろうか。


モノグラムグラフィティに囲まれたこの空間には、1980年代より始まったアーティストコラボのカレ・ド・ソワ(シルクスカーフ)がずらり。


オルセー美術館の建築で知られるガエ・アウレンティ、ポップアーティストのケニー・シャーフ、現代美術家・村上隆、ファッションデザイナー・山本寛斎…。名だたるアーティストのアイデアが詰まったスカーフは、1枚1枚がハッとするほど強い個性を放っている。


そして本展の大きな見どころが、日本のアーティストたちとのコラボレーションの歴史。川久保玲(コム・デ・ギャルソン)のコレクションを紹介する空間は、彼女がデザインした大きな穴の開いたトート「バッグ ウィズ ホールズ」をイメージ。壁のテクスチャや穴の比率によってバッグのなかに入り込んだかのような錯覚に陥る。


草間彌生とのコラボレーションアイテムは、バッグ、シューズ、サングラス、アクセサリー、パジャマなど多彩。真っ白の壁がポップな色使いのアイテムを引き立てている。


エキシビジョンの最後に現れるのは、ファッションコレクションにおける日本のデザイナーたちとの関わりを振り返るコーナー。メゾンを特に魅了したという山本寛斎のアイコニックな作品のほか、藤原ヒロシ、NIGO®らとのコラボアイテムも。


ファッションコレクションの向かいにあるデジタルディスプレイには来場者を検知してシルエットを映し出す仕掛けが。黄色い小さなだるまの下で片手を上げているのが筆者。


会場にはギフトショップも併設。ステーショナリー、スカーフ、フレグランスなどが販売されており、ここでしか購入できないアイテムもあるので必見だ。


実際に会場を訪れて驚いたのが、展示されている貴重なコレクションと鑑賞者との距離がとても近いこと。もちろん触れることはできないが、グッと視線を近づけて素材の風合いまで手に取るように感じることができる。会期終了までの2ヶ月間、訪れる人たちの感性、そしてこの街のクリエイティブはおおいに刺激されそうだ。

ここで紹介した内容はごく一部。ぜひ会場を訪れて、全容を目の当たりにしてほしい。

※敬称略


■概要
LOUIS VUITTON &
開催期間:2021年3月19日(金)〜5月16日(日)
会場:jing
住所:東京都渋谷区神宮前6-35-6
電話番号:0120-00-1854
営業時間:10:00〜20:00(最終入場19:30)
入場料:無料
※オンライン予約サイトにて要事前予約

Text:Natsuno Aizawa

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