健康な体をキープするための基本?!免疫力アップに役立つ7つの食品群とは?【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】
免疫力アップに役立つ7つの食品群①【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】
バランスのよい摂取が大切
人間にとって健康な体をキープするための基本は、やはり「食事」です。「口から摂取したものがすべて」と言っても過言ではないかもしれません。免疫機能の維持、向上に目を向ければ、当然の話ですが、バランスのよい食事を心がける必要があります。そのために必須の7つの食品群を紹介していきます。
肉は適量に抑えバランスよく摂る
筋肉や骨など体の組成の元となる「たんぱく質」。この栄養素を含む食材は多種多様ですが、オメガ3系の油が豊富な青魚など質のよいものをバランスよく摂りたいものです。肉も含有量という意味では十分。しかし過剰摂取は細胞に炎症を起こすため、適量にしましょう。
その他摂りたい食品:豆類・鮭・魚介類(青魚)・鶏肉
よい油は免疫機能を高める
細胞膜を作る役割を果たす油。「太るから摂らない」はかえって健康を害します。抗酸化作用の強いオリーブオイル、炎症抑制作用で注目を集めるオメガ3系のえごま油などがおすすめ。血管を詰まらせやすいマーガリンなどのトランス脂肪酸は控えたいところです。
その他摂りたい食品:ココナッツオイル・MCTオイル・アマニ油・米油・魚
白い糖質より茶色の糖質
炭水化物は欠かせないエネルギー源ですが、その質が問われます。精製された白米や、小麦粉を使ったパンや麺を大量に摂り続けると生活習慣病の原因に。玄米や雑穀米、ライ麦や全粒粉製品などの茶色の食材に変えれば多くの栄養素を得られ、体によい影響を与えます。
その他摂りたい食品:全粒粉のパスタ・全粒粉のパン・ 五穀米・オーツ麦(オートミール)
腸内の免疫細胞に影響
便秘や生活習慣病の予防に効果のある食物繊維ですが、近年は腸内細菌のバランス役として注目を集めています。腸にはたくさんの免疫細胞が存在するため、必須の栄養素。含有量の多い食品をバランスよく摂り、免疫力向上をはかりましょう。
その他摂りたい食品:いも類・根菜類・豆類・海藻・麦
常に体に取り入れよう
多くのビタミンとミネラルが働き、人間は体の機能を維持しています。そのため不足すると、自然に免疫機能も低下。常に摂取が必須の栄養素です。特にビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、亜鉛、マグネシウム、鉄分を含んだ食材を日々の食事に取り入れましょう。
その他摂りたい食品:緑黄色野菜・海藻・青魚・青汁
腸内細菌をサポート
カギを握るのは豊富に含まれる酵素。たんぱく質や脂肪などを分解して消化を助けたり、近年では免疫機能の活動や維持に関わる腸内細菌をサポートすることもわかっています。つまり、昔ながらの日本の食材を摂ることは免疫力向上に直結しているのです。
その他摂りたい食品:ヨーグルト・漬物・酒粕
ファイトケミカル:健康維持に必須 天然の機能性成分
植物由来の機能性成分で、健康維持に欠かせない栄養素として注目を集めています。現在は1万を超える種類の存在がわかり、私たちが普段から口にしている食材にも含まれています。特に皮やアクに豊富ですが、もともとは野菜やフルーツが外敵から身を守るために生まれた成分のためです。
毒を持った活性酸素に抗う「ポリフェノール」。抗酸化作用・解毒作用の強い「イオウ化合物」。がん細胞の抑制や免疫強化に役立つ「カロテノイド」。食物繊維の一種の「糖関連物質」。タウリンに代表される「アミノ酸関連物質」。香りでリラックス効果を生み出す「香気成分」。これらが主な6つの成分です。さまざまな食材を取り入れて摂取していきましょう。
上述したように「ファイトケミカル」は皮やアクに豊富に含まれています。とくに野菜の場合は、上手に摂取するために「皮ごと食べる」「皮でダシをとる」といった工夫をしてみてください。
出典:『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』