【土日は広く日ざしが戻る!朝晩の気温差には要注意】北海道の天気予報6月1日(土)から・気象予報士執筆
北海道のあす6月1日(土)、2日(日)の天気予報とポイントを、HBCウェザーセンターの星井さき気象予報士がお届けします。
31日(金)今夜からあす6月1日(土)朝の天気
きょうの最低気温と最高気温です。
けさの道内は、宗谷や根室地方を中心に冷えて、5度以下まで下がったところもありました。
日中の最高気温は、きのう30日(木)より高いところが多くなりましたが、それでも平年よりやや低く、オホーツク海側や十勝地方では4月並みの寒さとなりました。
今夜も道内は、山沿いや太平洋側の地域を中心に、にわか雨がありそうです。
台風1号は、けさ早くに温帯低気圧に変わりました。
このあと東へ離れていきますが、北海道はまだ湿った空気の影響を受け、あす朝にかけても、道南や道央で弱い雨の残るところがありそうです。
6月1日・2日 土日のポイント!
HBC「今日ドキッ!」では、星井さき気象予報士が「さきに言わせてほしい」ポイントをご紹介しています。
あすからの土日は「広く日ざしが戻ります!朝晩の気温差には要注意です」。
土日の予想気温を見ていきましょう。
2日(日)は北見で1度。
この土日は日曜日を中心に、道東や道北で朝の冷え込みが強まり、内陸で一部氷点下となるところもありそうです。
すでに霜注意報が広く発表されています。
農作物の管理や体調管理にもお気を付けください。
あす6月1日(土)の天気と気温
あすの天気と気温です。
道南方面で雲が多いほかは、晴れ間がありそうです。
最低気温はけさと同じか、さらに低いところもあり、北見は4度の予想です。
最高気温はきょうより高いところが多く、札幌は20度、日ざしの少ない道南は少しひんやりとしそうです。
あすの時間ごとの天気、道央・道南からです。
朝のうちまで札幌や函館、苫小牧などでも雨の時間がありますが、降り方は強まらない予想です。
午後は日のさす時間がありそうです。
道北・空知です。
明け方まで富良野や岩見沢などで雨が降りますが、日中は北の地域ほどよく晴れるでしょう。
風も弱いところが多くなりそうです。
道東・オホーツク海側です。
朝まで十勝地方は雨がぱらつきそうです。朝は中標津でも4度まで下がり、霜がおりる冷え込みとなりそうです。
きょうで5月は最終日となりますが、お天気を振り返ると、気温は道南を中心に高め。
降水量も道北中心に平年よりもかなり多いところがありました。
5月は雨が多かったのですが、6月はどうなりそうなのか…
きのう30日(木)に発表された一か月予報によると、6月の道内は気温は平年並みか高め、降水量は平年並みか少ない予想となりました。
日照時間も平年並みか多い予想ですので、6月は北海道らしい初夏の陽気を堪能できる日が多くなるかもしれません。
週間予報で6月一週目のお天気を見ていきましょう。
日本海側とオホーツク海側からです。
2日(日)は各地朝からよく晴れますが、朝晩と日中の気温差が大きくなりそうです。
来週は今のところ、大きな天気の崩れはなく、週末には気温も上がっていきそうです。
太平洋側です。
日曜日も道東を中心に晴れますが、朝は帯広で4度、釧路は2度まで下がる予想です。
週明けは少しすっきりしない天気で、道南では雨が降りそうです。
※24日(金)午後5時時点の情報です。
最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
文: HBCウェザーセンター 気象予報士 星井さき
札幌生まれ・札幌育ちの気象予報士。HBCテレビの「今日ドキッ!」(金曜日担当)や、HBCラジオの「朝刊さくらい」「気分上昇ワイド ナルミッツ!!!」「カーナビラジオ午後一番!」「アフタービート」で北海道の天気をお伝えしています。
連載「お天気コラム」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
編集:Sitakke編集部IKU