相模原市社会福祉協議会 災害時に情報提供
エフエムと提携
地元ラジオ局「エフエムさがみ」(FMHOT839)は6月24日、社会福祉法人相模原市社会福祉協議会と災害時における情報提供に関する協定を締結した。
同協議会は市内にも大きな被害をもたらした令和元年東日本台風の際、初めて災害ボランティアセンターを立ち上げ、被災者からのニーズを把握し、効率的なボランティアの受け入れをコーディネートした。一方でその情報発信については課題があったという。
この締結により今後、エフエムさがみは災害時に同協議会、あるいはボランティアセンターに集まった情報を提供してもらい、それを番組内で紹介していく。同協議会の笹野章央会長は「災害時に大切なのは速やかで正確な情報の提供。その点でラジオが力になってくれるのは大変ありがたい」と話し、エフエムさがみの平岩夏木社長は「(令和元年台風の際は)情報が錯綜し、なかなかボランティアについてのものが入ってこなかったので、これからもし災害があった際、情報提供はとても助かります」と期待を込めた。