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綾瀬市 おもてなし準備着々 「ばらのまち」周知に向け〈海老名市・座間市・綾瀬市〉

タウンニュース

発表されたデザイン

綾瀬市は4月12日、2025年春に予定している光綾公園のローズガーデンオープンに向けて同所のロゴデザインを発表した。市民や同所の総合監修者を務める河合伸志さんなどで構成される選考委員会でロゴデザインを決定。「バラのまち」の認知度向上に向けて、同市ではプロモーションのシンボルとして活用していく。

ロゴのデザインは、中心に色の異なる大小の円形を組み合わせて市の花である「バラ」を表現しているのが特徴で、多くの植物が共生するローズガーデンの魅力や多様性が表現された。

ロゴ下には愛称の「あやせローズガーデン」の文字をあしらい、「市民に誇りや愛着を抱いてもらえるような施設であることの象徴に」という願いを込めた。

「ものづくり」や「ロケ」のまちとして魅力発信に取り組む同市は、光綾公園内にあったバラ園の再整備に合わせて昨年度から「ばらで輝くまちあやせ」をテーマに担当課の垣根を超えて関連事業を展開している。その一環として、経費の3分の2(上限150万円)を補助する「ばら商品開発支援事業」では、今年3月までに市内事業者が7商品を完成させた。

認知向上に一役

同事業は、市の花である「バラ」の認知向上や地域の活性化を目的とした商品開発を後押する補助金制度として実施された。「バラ」をテーマに市内に店舗を構える事業者を対象に昨年4月からアイデアを募り、菓子や造花、バスソルトなどバラエティに富んだ新商品が開発された。

商品名と事業者は次の通り。▽綾瀬ローズマカロン(スウィーツハウスピュアベリー/寺尾中)、▽ローズケイク(ビーズキッチン/上土棚中)、▽綾瀬市薔薇寿司(さくら鮨/寺尾台)、▽ローズマグネシウムソルト((株)オセアン/深谷上)、▽ローズガーデンシリーズ(あーとみゆき/綾西)、▽あやせのばら(ファリーヌエヴァンカゼ/吉岡東)、▽馬油クリームNAGOMI((株)アクティブイイダ/大上)

同市商業観光課は「ローズガーデンでの販売も視野に入れながら販路拡大をサポートしたい」と今後の展開について話した。一方、ロゴデザインを発表したみどり公園課では、「ロゴを印刷した包装紙の用意も検討したい。土産品の包装に活用してもらいバラのまちをPRできたら」と話した。

7つの商品は各店舗で購入できるという。

市内事業者がバラにちなんで開発した新商品=綾瀬市提供

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