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【品川区】五反田で本場台湾の朝ごはんを味わう!

でろかる

寒さがどんどん増していくこれからの季節。からだを温めてくれるスープが恋しくなります。
今回は、台湾で親しまれている豆乳スープが人気の五反田にある「東京豆漿生活(とうきょうとうじゃんせいかつ)」を紹介します。

◼︎台湾旅行気分になる店内

五反田駅から徒歩5分、大崎広小路駅から徒歩2分の場所にある「東京豆漿生活」。台湾式の朝ごはんが楽しめるお店です。少しレトロな雰囲気がありつつも、カジュアルでお洒落なカフェ風の店内。台湾のラジオが聞こえてきて、まるで台湾に訪れたような気分になります。
朝ごはんメニューを目当てに行列ができることもしばしばあります。

◼︎焼きたて!本場台湾のパンがずらり

レジ横には店内で毎朝手作りされたパンが並びます。
しょっぱい系から甘い系まで種類はいろいろ。日本ではあまり味わうことのできない台湾の定番メニューです。
売り切れたら終了なので、パンをお求めの際は午前中に行った方がいいかもしれません。

◼︎目移りするほど豊富なメニュー

セットはなく単品メニューになります。メニューは全てテイクアウトも可能。それぞれどう読むのだろう?と思いつつ、かわいいイラストと説明文で想像を巡らせます。豆漿メニュー(豆乳のスープやドリンク)とフードメニュー(台湾式のパンやおにぎり)に分かれていてどれも魅力的で迷います。最初にレジでオーダーと会計を済ませると、スタッフさんが席を案内してくれます。レシートには整理番号が書かれていて、出来上がったら呼ばれるという流れです。

セルフサービスのお水の容器もレトロでかわいい。

今回はスープとおにぎり、スイーツをオーダーしてみました。
・鹹豆漿(シェントウジャン)580円
・飯糰(ファントァン)(小) 490円
・胡麻餅 260円

◼︎台湾式の豆乳スープ 鹹豆漿(シェントウジャン)

まずは鹹豆漿(シェントウジャン)。「東京豆漿生活」に来たならば食べるべき人気の豆乳スープです。
お皿に並々に注がれているので、席まで自分で運ぶのに緊張しました。

想像していたサラサラとしたスープではなく、トロンととろけるようなゆるめの固まりが全体に広がっています。
最初はゆるめだったものが、時間が経つにつれて大きめの固まりになっていくのも面白いです。
滑らかなお豆腐のような食感でお腹も満たされます。

ほんのり酸味のあるまろやかな味。見た目ではわかりにくいのですが中には細かく刻まれた干しえびと大根が入っていて、噛むとしっかりと味付けされているのがわかります。
スープの酸味はお酢からくるものみたいですが、クセもなく食べやすい。

揚げパンとねぎがトッピングされていて周りにラー油がかけられ、見た目も華やかです。
スープ自体がやさしい薄味なので、ラー油のピリ辛とネギが良いアクセントになっています。

トッピングされているのは「油條(ヨウティヤオ)」といって細長い揚げパン。このサイズにカットされて乗っています。
カリッとしているうちに歯ごたえを楽しんでもいいし、スープに浸ってトロトロになった揚げパンも格別です。

ふんわりとしたとろみが体を一層温めてくれる、やさしい味わいのスープ。寒い日の朝食にはぴったりです。
とろみと酸味に幸せを感じました。

◼︎台湾式おにぎり 飯糰(ファントァン)

数々の魅力的なフードメニューの中でも気になったのが、この台湾式のおにぎり飯糰(ファントァン)。以前来た時はあいにく売り切れでしたが、念願叶ってオーダーできました!
大と小がありますが今回は小をチョイス。中の具材は変わらないそうです。
形は長めの俵型で半分にするとわかるようにいろんな具材がたっぷり入っています。

豆乳スープにもトッピングされていた「油條」がここにも。
おにぎりの中に揚げパンが入っているのはなかなか珍しいですよね。でもこのカリッと感がとても新鮮に感じます。
そしておにぎりの具としてこれも珍しいのでは?と思われるのが煮卵。しっかり味付けされていて独特なエスニックの香りがします。
お聞きしたところ、五香粉というスパイスを使用しているそう。
この煮卵の存在が日本のおにぎりにはない特徴的な味と香りを作っている気がします。

おにぎりの全体に甘みをもたらしているのが「肉髭(ロウソン)」。豚肉で作られた自家製の肉でんぶです。甘じょっぱい味付けは日本人の味覚にも合うはず。
「肉髭」は、豆乳スープの「鹹豆漿」にも追加でトッピングできるので、次回は試してみたいです。

柔らかすぎず歯応えがあるお米にも日本のおにぎりとの違いを感じました。お米を茹でてから蒸し器で炊いているそう。
具のひとつひとつは親しみのあるものではないはずなのに、こんなにも美味しくまとまっていることが驚きです。むしろ懐かしい味にも思えてくるから不思議。バランスの良い組み合わせでどんどん食べられます。

◼︎台湾式の月餅はクセになる味

やはり甘い系も食べたくなるということでオーダーしたのが胡麻餅。
餅というネーミングですが、もちもち感はありません。パイのようなサクサクの生地に包まれた台湾式の月餅です。
薄くて繊細な外皮がホロホロとこぼれ落ちてきて、そこもまた楽しい。中には胡麻餡がぎっしり入っています。これも今までに味わったことのない食感。あんこのようにねっとりはしてなく、サクサクが凝縮した感じ。
ほんのり甘くてとっても『ごまごま』してます。直径5センチくらいの可愛らしいサイズですが、重厚感のあるクセになる味です。

◼︎「東京豆漿生活」店舗情報

毎朝搾りたての豆乳を使ったメニューと台湾パンなどのフードメニューが楽しめる「東京豆漿生活」。
店内には豆漿製造室もあり、厨房でもスタッフさんがせっせと作業をされている様子が印象的です。そんな自家製にこだわった本場台湾のメニューはどれも魅力的。
いつもと違った朝食に、台湾式朝ごはんを味わってみてはいかがでしょう。

(取材年月:2023年12月)

東京豆漿生活

■住所
東京都品川区西五反田1-20-3 MKYビル 1F

※本記事の内容は公開時点での情報です。公開後の時間経過により名称や情報等が異なる可能性がございます。あらかじめご了承ください。

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