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燕物産社長が10代目「捧 吉右衛門」を襲名 燕三条の金属洋食器を次代へ

にいがた経済新聞

(左)専務取締役 捧開維(11代目)、(右)代表取締役社長 捧吉右衛門(10代目)(プレスリリースより)

直近の注目記事をピックアップし、日曜日に再掲載します(編集部)

初回掲載:2025年12月17日(再掲載:12月28日)

燕物産株式会社(新潟県燕市)は、12月1日付で代表取締役社長の捧和雄氏が、10代目「捧 吉右衛門(ささげ・きちうえもん)」を襲名したと発表した。

同社は1751年、初代の捧 吉右衛門が金物屋を開業したことに始まる。1911年には8代目が日本初となる金属洋食器の製造を開始。大正時代にはステンレス製洋食器への着手や動力プレスの導入を行い、燕三条地域が金属洋食器の生産量日本一となる礎を築いた。

今回の襲名は、274年にわたり承継されてきた家名を継ぐもので、同社によると戸籍上の氏名変更を伴う襲名の事例は極めて限られているという。

現在同社は、若手職人の育成や技術継承、障がい者雇用の促進など社会的課題にも取り組んでいる。今後は11代目への世代交代の準備を進めつつ、現代の生産技術と社会貢献を結びつけ、次代へつなぐ経営を継続していく考えだ。

大正初期に「Laurel月桂樹」を販売。写真は100年前の月桂樹。(プレスリリースより)

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「匙屋に徹す」──洋食器を製造して100年以上の老舗、燕物産株式会社(新潟県燕市)

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