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「YouTubeプレミアムライト」の “広告なし” の範囲がよくわからなかったので、1ヶ月入って検証してみた / 「YouTubeプレミアム」のお得な加入方法も紹介

ロケットニュース24

今年2025年9月26日から、「YouTube Premium Lite(プレミアムライト)」というサービスが、日本において提供開始されているのをご存知だろうか。月額1280円の「プレミアム」と比べて月額780円と手頃な分、やや機能が限定される「安価なプレミアム」プランである。

公式ブログの説明には、オフライン再生やバックグラウンド再生が利用できなかったり、音楽コンテンツやショート動画では広告が排除されなかったりと制限がつくが、「様々なYouTube動画を広告なしで楽しめる」と書いてある。

個人的に気になったのが、この「様々」という部分だ。「音楽コンテンツやショート動画以外は広告皆無」と明言があればよかったのだが、そうは書かれていない。一体この「様々」はどれくらい「様々」なのか。望みうる最高の「様々」なのか。それとも「様々」にも「様々」あるのか。

・「プレミアムライト」の実態

などと考えているうちに少し頭がおかしくなりそうだったので、筆者は実際に「プレミアムライト」に登録して確かめることにした。1ヶ月間の無料トライアルを利用し、11月6日から12月6日までのあいだ、「広告なし」が適用される範囲を可能な限り調べた。

そして1ヶ月が過ぎた現在、いくつかの知見を得ることができた。まず一つ書いておくと、「プレミアムライト」なら、音楽コンテンツやショート動画以外で広告は一切流れないと考えてほぼ間違いない。

エンタメ、ニュース、学問、料理、ファッション──普段見慣れたものから遥か縁遠いものまで、音楽以外のあらゆるジャンルを湯水のごとく一心不乱に視聴したが、動画の冒頭であれ途中であれ広告が顔を出すようなことはなかった。

ごくまれにYouTubeのアンケートが冒頭に現れることはあるものの、即座にスキップできるボタンがあるので問題ない。YouTubeには申し訳ないが、筆者は息を吸うようにスキップした。恨むなら筆者をこんな人間にした資本主義社会を恨むべきである。

一方、上で引用した説明通りに、ミュージックビデオやライブ映像といった音楽コンテンツではしっかり広告が流れる。とはいえ、明らかに通常より頻度は少なく感じたし、ショート動画にいたっては実のところ広告を見た覚えがない。何にせよ快適さは増していると言える。

・「プレミアムライト」は甘い世界

広告非表示に特化した、良くも悪くも「安価なプレミアム」プラン。それが「プレミアムライト」であることが改めて判明した。普段バックグラウンド再生やオフライン再生を利用せず、音楽コンテンツにも興味が薄い人にはかなりお勧めである。

筆者はまさしくその部類だったし、初めて「プレミアム」系列のサービスに触れたこともあって、快適さに満ち満ちた1ヶ月を送ることができた。より正確に言うなら、「プレミアムライト」の恩恵が最も肌身に沁みたのは、その1ヶ月が終わったあとだった。

恐ろしいことに、人間という種は快適さにもやがて慣れてしまうもので、無料トライアルの終盤には「広告なし」の状態が当たり前のようになってしまっていた。快適な世界で甘やかされきった筆者は、トライアルが終わるや押し寄せた広告に激しく打ちのめされた。

それはまるで、月面探査を終えて地球に帰還し、母星の重力の重たさを再認識したかのような体験であった。月に行ったことはないが、多分それほど間違ってはいない。「プレミアムライト」は、月である。

ちなみに付け加えると、トライアル終了の1週間前に「通知メール」が来るおかげで、解約をし忘れて料金を払う羽目になることは防ぎやすい。早めに解約しても1ヶ月の試用期間は継続されるので、契約を更新したくない場合は、メールが来たら手続きしてしまうのがよいだろう。

・「プレミアムライト」の他にも

最後に、「安価なプレミアム」という意味で、「プレミアムライト」の他にもう一つアプローチを提示しておこう。

折しも2025年12月6日より、「Google One」のプレミアムプラン以上を契約しているユーザーは、「YouTubeプレミアム」に14%割引の月額1100円で加入できるようになった。

「Google one」は、GoogleフォトやGoogleドライブ、Gmailで利用できるストレージを追加してくれるサービスであり、それのプレミアムプラン自体も月額1450円とかなり高額ではある。「YouTubeプレミアム」の割引特典のためだけに契約するのはあまり得策ではない。

が、人によっては知らぬ間に妖精が弄ったのかと思うほど埋まっているのがストレージというもので、YouTubeにもGoogleのストレージにも大いに世話になっているのであれば、「Google One」のプレミアムプランは有用な選択肢たりえるだろう。

ただ、すでに「YouTubeプレミアム」に加入済み、かつ「Google One」のプレミアムプランは未登録である場合、既存の「YouTubeプレミアム」を解約する必要が出てきたりして、少々ややこしい。詳しくは「Google One」のヘルプページを参照してもらいたい。

・「プレミアムライト」へようこそ

というわけで、ここまで「プレミアムライト」にまつわる諸々をつらつらと書いてきたが、少しでも読者の皆さんの役に立てていれば幸いである。是非この機会に、自分にとって最良のYouTubeライフを模索してみてほしい。

筆者はと言えば、舞い戻ってきた広告の海の中、再び「プレミアムライト」に登録することを検討している。トライアル中に多彩なジャンルの動画に興味が湧いたせいで、余計に視聴時間が増えそうだからである。つくづく、人生とは「様々」なことが起きるものである。

参考リンク:YouTube 公式ブログ、Google One ヘルプ
執筆:西本大紀
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:YouTube、Google

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