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加藤清史郎から「憧れです」「カッコいい」と言われ岡田准一「褒めるや~ん!気分いいや~ん!」と照れ

フジテレビュー!!

岡田准一さんと加藤清史郎さんが、お互いの印象を語りました。

【写真】先生、生徒役で初共演の岡田准一、加藤清史郎

マクドナルドの新CMが1月16日より放送開始。初共演となる、岡田准一さんと加藤清史郎さんが、とある学校の先生と生徒役を演じます。

教師役の岡田さんはネクタイ姿、生徒役の加藤さんは制服を着て撮影現場となる学校の教室に登場。にこやかな表情であいさつを交わした2人は、初共演の緊張を感じさせることなく撮影前の打ち合わせを開始。

教室の机とイスを並べて監督と向き合う様子を見たスタッフが「三者面談みたい」とつぶやくと、さっそく教室が笑いで包まれました。

そして、岡田さんと加藤さんの紹介を行った監督が生徒役のエキストラ全員の出席を取り、“クラス全体の一体感”が生まれたところで撮影がスタート。

小道具のチョークを手に取った岡田さんは指揮者のような仕草を見せながら教壇に上がると、「本当の高校生なの? 若くていいなぁ(笑)」と生徒たちに話しかけ、コミュニケーションを図る場面も。

一方、席につくと笑顔でまわりの生徒に話しかけ、すぐにクラスの一員として溶け込んでいた加藤さん。しかしセリフを話す場面では、さまざまな要望を的確にこなす演技で周囲を圧倒。さらに「ホームルームの時間だから授業中より姿勢をくずしますね」など積極的に演技の提案を行う姿勢に、監督は「完ぺきすぎるね!」と驚きの表情を見せていました。

岡田さんは、新商品「スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリック」を食べるシーンの撮影中、「本気を感じる味だ」と小声で感動。素早くかじって「サクッ」と見事な音が鳴った場面でも「衣の本気を感じる音だね」と、調理担当のスタッフに話しかけていました。

また、加藤さんは、「いつも15ピースを買って1人で食べちゃうんです」と「チキンマックナゲット」のファンであることを打ち明けていましたが、新商品をパクリと頬張り「いや~、これはおかずですね!ご飯が進みそうです」と感激のコメント。自身の演技をモニターで確認する際も「おいしそう」と言葉を漏らしていました。

この日ラストとなる撮影は、窓越しに教室を覗いている先生が廊下でナゲットを食べるシーン。ややシュールでコミカルな設定ながらも、岡田さんはブレのない真剣な演技で撮影に臨みます。1人で廊下に立ち監督の合図を待つ間もダンディな表情は常にそのまま。いよいよ迎えた本番でも集中力を切らさず、NGなしで全ての撮影を終えました。

<岡田准一、加藤清史郎 インタビュー>

──マクドナルドのCMで初共演した感想とお互いの印象を聞かせてください。

岡田:もうベテランだもんね。すごいんですよ、“ベテラン感”というか“幅の持ち方”とか…どこか(外国に)行ってたんだっけ?

加藤:それ、顔の話ですか?感性みたいなところですか(笑)?留学は、していました。

岡田:やっぱりな~。留学してるだけあって、プレゼン能力、「これはこうですよね」みたいな、“掴んで出す”みたいなのは、さすがだなと思って。

加藤:それはあの…褒め言葉ですか(笑)? ありがとうございます。やった~!

岡田:まるで起業家みたいでカッコよかった。素晴らしい俳優さんだなと。いろいろ模索しながら、会話しながら監督と作っていく感じっていうのがすごいなと思って。清史郎くん、カッコいいな。

加藤:ありがとうございます! 帰ったら家族に自慢します(笑)。(岡田さんと)お会いできることがすごくうれしくてたまらなかったんです。

(今回のCMは)結構シュールな作品になっていると思うので、本当にどう転がっても面白くなり得るものになっていて、だからこそ「どうする?」「ちょっとこうしたほうが面白いかも」っていうのを、岡田さんもすごいコミュニケーションを取られて模索しながらやられていて…。不意に(面白い演技を)されたので、僕は笑いそうになってしまって…役者失格だなと思いました。

カメラの裏で岡田さんの(演技の)相手をしているときに、すごく真面目な顔でやってるのに対して「フフッ」てなりかけちゃった自分がいて…。

岡田:ずっと裏でカメラ映ってないとこで立っていてくれて、笑ってくれるから「なんて優しい子なんだ」って(笑)。すごく相手してくれるから、「いい子だな~」と思って(笑)。

加藤:(台本の)僕のところには「唖然とする」って書いてあるんですよ。なので、ふと違うものが来た瞬間に…ちょっと口角が上がっちゃって(笑)。本当に大ベテランの大先輩なので、幅の広さを感じながら撮影してました。

岡田さんは本当に憧れの方なんです。「カッコいい」っていうのがひと言目に出てくる男の人って…僕にはなれない存在なので、そこに対する憧れもあります。あとはアクションとかそういう面でも、カラダの“利く”俳優さんって、めちゃめちゃ大好きなんですよ。なので、お聞きしたいこともたくさんあるな~と思いながら、あまりお話もできずに終わってしまって…。

岡田:褒めるや~ん!気分いいや~ん!(撮影の合間に)ちょっと動いたりしてたよね、刀(を振る動作)とか。なんかそういう芝居をやったりしてんのかな~なんてことを思って。

加藤:殺陣(たて)とかアクションとかも練習したりして。ミュージカルとかやるときに使うこともあって、今も公演でちょっとだけやっているんですけど。

岡田:すごい。ミュージカルできる人は本物ですからね。

──新商品にちなんで、いま「白黒つけたい」と思っていることはありますか?

加藤:自分自身のことでは「再開するする詐欺」をやめようと思って(笑)。筋トレとかランニングとか、何かと季節とか寒さとかを言い訳にしがちで、「暑すぎるからこの時期はやめよう」とか「寒すぎるから自転車乗るのはやめよう」とか。ちゃんと再開するつもりがあるならしようって、そこにちゃんと白黒つけてやらないと、いつかだらしないことになるなって。

岡田:分かるわ。目標高くしちゃうもんね。ランニングしようって言って、大抵の人は3キロぐらい走っちゃうんです。これはもう絶対続かないです(笑)。1キロ歩いて…とか、徐々に上げていくんだったらいいですけど、「やるって決めたから5キロ走ってきます」みたいな人は絶対続かないです。そういうタイプ(笑)?

加藤:あ、そういうタイプです(笑)。昔10キロ走れたからやってみるか…みたいな感じでやっちゃうんで。だから続かないんですね。

岡田:僕が今本当に白黒つけたいのは…大阪に「東天満西」っていうとこがあるんですけど、そしたら「西天満東」もあるんです。どうしたらいいの? そしたら「東天満南」も。これどうしたらいい? これを白黒つけたい(笑)。

加藤:それはどこに言えば白黒つけてくださるんでしょうね(笑)?

──CMの岡田先生は「あくまで先生の感想です」と新商品を「おかず」と言い切りますが、岡田さんと加藤さんが「あくまで自分の感想」と考えているマイルールや、人と違うこだわりの考え方を教えてください。

岡田:僕、右のほうが簡単に向けるんですよ。左のほうがしんどいんですよね。人によって違うと思うんですよ。寝るとき右のほうがラクとか左のほうがラクってあって、僕は右のほうが明らかにしゃべりやすいです。

それに気づいて、左に向くのがラクに変わるのかな?ってず~っと試したんですけど…これはね、変わらないです。右向くのがラクな人はたぶん、ほとんどずっと右向くのがラクです。これは「あくまで自分の感想」です。

加藤:僕は、右のほうが向けるんだろうなって思います、野球とかも左バッターなので。スノーボードとかは…普通(左)ですね。たぶんどっちでもないです、ごめんなさい(笑)。両方いけるかもしれないですね。

岡田:マイルール、ありますか?

加藤:食べ物です。ひと口目は、そのままの味のほうがいいと思うんですよ。たとえば餃子とか、タレとかつけないでそのままで食べたいし、それこそナゲットもそのままのほうが好きで、いつものチキンマックナゲットもひと口目は絶対にそのまま食べるんですよ。

岡田:チキンマックナゲットの形って4種類あるの知ってる?

加藤:そうなんですか!?

岡田:“ブーツ”と“ボーン”と“ボール”と“ベル”って4つあって…“ブーツ”の端っこにソースをつけて食べるの好き。いちばん最初に“ブーツ”を探してソースつけて食べてます。全然関係ないけど…こだわり(笑)。

加藤:でも、これがマクドナルドさんとお仕事をするってことなんだなと思いました。

岡田:いやいやいやいや、リアルです(笑)。

──「大人の先生」を演じた岡田さん、「これから大人になる生徒」を演じた加藤さんが「大人になったな」と感じる瞬間や出来事があったら教えてください。

加藤:サウナから出たときに、飲み物を飲むじゃないですか。それがすごくおいしくって。何でおいしいのかなと思ったら、そのジョッキが凍ってたんですよ。これまではジョッキって凍らして何になるんだろうと思ってたんですけど、凍らせる意味がわかって、「ジョッキ凍らせたらおいしく飲めるんだ」って思って、その意味に気づけたのって、僕も少し大人になったのかなって思いました。

岡田:こだわりの意味が知れるとね、大人になった感じがするよね。僕はそうですね…チーズをチーズ専門店に買いに行ったとき。チーズだけ買いに行くことないでしょう? チーズだけ買いにいったら大人だよ(笑)。分かる? 雰囲気、雰囲気の話。チーズだけをチーズ専門店に買いに行くって、ないじゃない。「チーズ買ったろう!」と思うじゃない。感じあるよね? 感じありますよね?

加藤:たしかに僕、今すぐに行ける感じではないですね、チーズを買いに。それ行けるんだったら僕ももうちょっと大人になれるということですか(笑)。

──先生を演じた岡田さんが生徒役の加藤さんに教えたいこと、また加藤さんが岡田さんに教わりたいことは何ですか?

岡田:教えたいことって…もうだっていろいろできるからね。僕も14歳くらいから働いていて…気がついたらなんか「年上の人ですよね?」みたいな感じになってるから。清史郎くんも気がついたら上になってると思うよ(笑)。

本当に気がついたらね、いつの間にか先輩になってる。「俺、後輩だったのに、いつの間にか先輩になってた」って。まだでも、それについて行けてないんだよね、俺(笑)。だいぶ上に思われてて、「岡田さん」って言われるようになって長いんですけど、まだついていけてないです。

加藤:「それについていくためにはどうすればいいですか?」っていうのを教えていただこうかと思ったんですけど…。

岡田:30何歳ぐらいで変わるんですよね…37くらいでコロッと変わった瞬間があったんですよね。今43なんだけど、37ぐらいで。先輩キャラっていうか先輩の方向になっていく、そういうのを自覚した時期があって。

そういうのもあるから楽しんで、いろいろ今のうちにやれることを、後輩でいられるうちにいっぱいいろんなことを吸収して。37ぐらいになったら“大人扱い”を受けるようになってくるというか…先輩後輩でもなくて“大人の方”っていう感じが出てくるから、そこまでいろいろ楽しんだほうがいいと思います。

“清史郎くん”って言われてるだろうけど、37くらいだったら、たぶん“清史郎さん”ってなるから(笑)。

加藤:36(歳)まで“清史郎くん”なんですか!?僕は(笑)。

岡田:子どもの時のイメージがあるからね。それを越えていくっていうのも楽しいことじゃない。大変だと思うか、楽しいと思うか、越えていく楽しさもあるから。素敵だなと思ってます。

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