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鶴ヶ峰ジャングル山の会 みどりの愛護で大臣表彰 23年の活動、他の模範に〈横浜市旭区〉

タウンニュース

間伐材でつくったベンチに腰かけ受賞を喜ぶメンバー

花と緑の愛護に顕著な功績があり、緑化推進活動の模範となる民間団体に贈られる第32回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰が8月27日に発表され、旭区の「鶴ヶ峰ふれあいの樹林愛護会ジャングル山の会」(前原修会長)が受賞した。今回の受賞は全国で110団体。横浜市内からは4団体が選ばれた。

「ジャングル山の会」は、横浜市が鶴ヶ峰地区の市街化区域に残された1・5ヘクタールの緑地を「鶴ヶ峰ふれあいの樹林」として整備したことを機に、その日常管理や運営を担おうと地元有志が発足した団体。設立は1998年で、現在は35人が活動している。

”ジャングル山”の愛称通り、当初は人もあまり立ち入らない雑木林だったというが、散策道を設け、週1回のパトロール、草刈りや間伐作業、散策道の杭の補修などを行い、地道な活動で人々が憩う場に蘇らせた。緑地の中央付近にある広場には会員が間伐材でつくったベンチなども置かれている。

昨年と今年はコロナウイルス感染拡大の影響で中止されているが、例年は焼いも大会や落葉のプールなど年数回、子ども向けのイベントも実施。同所には貴重な野草や樹木、昆虫もいることから周辺小学校の児童が生物調査に訪れたり、園児が散策を楽しんだりする場にもなっている。

取り組みへの評価喜び

同賞の受賞団体は都道府県や政令指定都市、地方整備局などから推薦のあった民間団体を、国土交通省内に設置された審査員会が審査し、決定している。受賞の知らせを受けた前原会長は「まだ実感がわかない」としながらも受賞を喜び、「貴重な野草をよけながら草を刈るのは知識や経験もいるが、横に出ている枝を切るなど当たり前のことをやっているだけ。今はイベントが中止になり寂しさがあるが、活動に賛同いただける人はぜひ参加してほしい」と話していた。

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