ヒジが曲がるとダウンで問題が起きる!プロが実践するトップでの理想の動きとは?【サラリーマンが週1回50球の練習でスコア70台を出した上達法/坂元龍斗・関西テレビアナウンサー】
トップでヒジを曲げてしまうとダウンで様々な問題が起きる
トップで右ヒジは90度以上曲げない
テークバックでも触れましたが、トップでも右ヒジが大きく曲がっているかどうかがポイントです。具体的にいうと、トップのとき、右ヒジが極端に深く折れ曲がっているプロはあまりいません。一方、多くのアマは、右ヒジが90度以内になっています。これは、手を使っている証拠。このような形になると、身体の正面から手が外れ、ダウンではアーリーリリースになりボールにクラブを届かせなければいけなくなるなど、そのあとの動きが大変になります。右ヒジを曲げないトップにすると捻転不足を感じるという人も多いと思いますが、それでも右ヒジを曲げるよりは飛距離は出るし、方向性は安定するはずです。
トップでの理想の動き
正しい捻転のために右ヒジはできるだけ伸ばす
【これがプロ】トップで右ヒジは90度以上が理想。アマは90度以内になる人が多いので要注意。
右ヒジが90度以上になっていれば、クラブが身体の正面から外れることはない。
【NG】捻転不足を補う動きが問題
アマは捻転不足を補うために右ヒジを曲げるのだが、実はこの動きがさらなる捻転不足の原因になる。
トップで右ヒジを曲げるとシャフトクロスになりやすく、これが原因でアーリーリリースに。
出典:『サラリーマンが週1回50球の練習でスコア70台を出した上達法』著/坂元龍斗
【著者情報】
●坂元龍斗
関西テレビ放送アナウンサー。早稲田大学卒業後、関西テレビ放送に入社。報道リポーターなど本業の傍ら、趣味であるゴルフのYouTubeチャンネルを開設し、日々探求を続ける。ベストスコアは76。