シニアの糖質カットは危険?毎食『茶わん1杯のご飯』と『たんぱく質ファースト』の新常識
食の常識クイズ/糖質をとり過ぎないようにご飯の量は減らす?健康のためには「ベジファースト」で?
ご飯は毎食茶わん1杯は食べる
「糖質カット」は肥満のかたなど本当に必要なかたには有効ですが、糖質も体に必須の栄養素です。過度に控えると、必要な栄養がとれずにかえって体調を悪くするかたもいます。ご飯なら茶わん1杯、食パンなら1枚、麺類なら1玉は毎食必ず食べるのが、シニア世代の常識です。
シニア世代は「たんぱく質ファースト」で
野菜から食べ始めると血糖値の急激な上昇を抑え、生活習慣病などを予防できるということで人気の食べかたになりました。シニア世代にまず必要なのは、たんぱく質です。献立すべてを食べ切れるかたはよいですが、食が細くなってきたかたはたんぱく質の主菜を残さないよう、先に食べ始めましょう。
【出典】『70歳からおいしく栄養がとれる食事のくふう』
監修:特定非営利活動法人 京都栄養士ネット 日本文芸社刊
監修者プロフィール
訪問栄養食事指導で地域の皆様の健康と栄養をサポートする管理栄養士のグループ。メンバーは京都府栄養士会の会員。2018年9月に認定栄養ケアステーションの認定を受け、京都府全域で訪問栄養指導を中心とした活動を行っている。2021年10月より機能強化型栄養ケアステーションに移行認定。在宅で療養されている方を訪問して、その方にあった食事の作り方やどの程度栄養量が摂れているか何を補えばよいかなどを、その方の嗜好や生活環境を大事にしながら、一人ひとりその人にあった形で提案し、実践してもらえる支援を目指し、多職種と連携し活動している。