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レ・ザンジュ鎌倉本店

湘南人

鎌倉駅西口を出て、線路沿いに約3分ほど歩くと、「レ・ザンジュ鎌倉本店」があります。ここは、1982年のオープン以来ずっとこの地で愛され続けてきた、鎌倉を代表する老舗洋菓子店です。

鎌倉土産の定番としても知られており、「レ・ザンジュ」という名前に聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。筆者もこれまで手土産や、自宅で楽しむケーキを求めて何度も訪れてきました。

さらに、鎌倉市内で唯一ケーキをイートインできるカフェスペースを併設しているのもこの本店ならではの魅力。今回はそのカフェを初めて利用してきたので、その様子をレポートします!

南仏ニースの別荘をイメージして生まれた洋菓子店

1982年に南仏ニースの別荘をモチーフに創業したパティスリー「鎌倉レ・ザンジュ」。

鎌倉は地形がニースと似ていることもあり、姉妹都市提携が結ばれている街。そんな鎌倉の地で、「訪れた方にゆったりくつろぎながら、美味しいお茶と季節のケーキを楽しんでほしい」という思いからお店が誕生しました。

店内外には、瓦やタイルなどヨーロッパの素材が上品に使われ、窓枠や什器には木がふんだんに使用されています。その温かみある空間は、日常からふっと離れてリラックスできる「別荘のサロン」のような雰囲気。

店名の「レ・ザンジュ(LES ANGES)」は、ニース南側に広がる美しい「天使の湾(Baie des Anges)」に由来しています。さらに、ニースの花のカーニバルで使われるミモザはお店のシンボルツリーとして、エントランスと中庭に植えられているそう。春になるとふわふわと可愛らしい黄色い花を咲かせ、そのミモザを楽しみに訪れるお客様も多いのだとか。

店内の奥へ進むと、広いテーブル席があり、雰囲気のあるレコードが飾られるなど、どこか時を越えたような空気が漂っています。

お手入れの行き届いたお庭にはテーブル席もあり、晴れた日には外でゆっくりお茶を楽しむのもぴったり。運がよければ、鎌倉ならではの野鳥やリスが遊びに来ることもあるそうですよ。

素材への徹底したこだわり

「緑と風の中で、ぜいたくなお菓子との出会い」をコンセプトに掲げるレ・ザンジュでは、創業当初から、フランスをはじめとしたヨーロッパの伝統菓子を日本の気候や風土に合わせてアレンジする技術を受け継いできました。クラシックな製法を大切にしながらも、日本ならではの繊細な味わいに仕上げることが、このお店ならではのこだわりです。

季節のフルーツを使う際には、産地や生産者まで徹底的にさかのぼって選び抜き、素材が持つ本来の味わいを最大限に活かすことを特に大切にしているそう。中には、シェフ自ら収穫に赴くほどこだわり抜くフルーツもあるのだとか。素材への愛情が、そのままお菓子の奥深い風味につながっています。

また、贈り物としての価値を高めるために、鎌倉ならではの景色や空気感を風味やデザインに込め、「誰かに贈りたくなる」焼き菓子やケーキづくりを大切にしているレ・ザンジュ。

「匠の技で作られるお菓子を通して、鎌倉の魅力や想いをより多くの人へ届け、感動につながる体験を生み出したい」そんな思いが込められているのですね。

商品のバリエーションの豊富さ

レ・ザンジュは、驚くほど商品バリエーションが豊富です。

「時間とともに朽ちるのではなく、歴史を受け継ぎながら新しい風を取り入れ、時代を切り開くことで、感動と喜びを感じていただきたい」という想いのもと、定番のロングセラーから季節限定商品、さらには新作の焼き菓子まで、常に進化を続けています。

焼き菓子

レ・ザンジュといえば、多くの方が思い浮かべるのが塩味クッキーの詰め合わせ「プティ・フール・サレ」ではないでしょうか。筆者も初めて口にしたとき、その贅沢な「しょっぱいクッキー」の美味しさに衝撃を受けたのを今でも覚えています。

そのほか、子どもにも人気の江ノ電をモチーフにした「江ノ電パイサブレ」や、最近では長谷寺とコラボした「鎌倉キャラメルサンド」など、鎌倉らしさが感じられる商品が続々と登場しています。

新商品は、店舗展開に合わせて販売が開始されることも多く、その瞬間に込められた特別な想いが感じられるものばかり。本店限定の詰め合わせ商品もあるので、訪れた際にはぜひチェックしたいところです。

生菓子

取材に伺った12月初旬には、すでにクリスマス限定ケーキが並んでいました。どれも店内の厨房でシェフがひとつ一つ丁寧に手作りしているため、見た目の可愛らしさはもちろん、細部にまでこだわりが伝わってきます。

レ・ザンジュの生菓子の特徴は、「洋酒やスパイスを使って異なる素材のマリアージュを引き出す」こと。香り付け程度とはいえ洋酒を使ったケーキも多く、少し大人向けの商品が多いのも魅力です。

もちろん、小さなお子さんでも楽しめるケーキも用意されていますのでご安心くださいね。

イートイン限定メニュー

イートインでしか味わえない特別メニューが、「源氏山しぼりたてモンブラン」。通常のモンブランがタルト生地を土台としているのに対し、こちらは軽やかなメレンゲがベースになっています。

注文を受けてからひとつづつ、絞って仕上げるため、できたてならではの、ふわっとした食感を楽しめるのが魅力。

さらに注目なのが、その価格。本体価格が「1,192円」(税込1,312円)という金額は、語呂合わせでおなじみの「1192(いいくに)つくろう鎌倉幕府」に由来しており、ユニークさと鎌倉愛を感じますね。

イートイン利用はドリンクのオーダーが必須で、紅茶やコーヒーはもちろん、ジュースも選べるのが嬉しいところ。

筆者は「源氏山しぼりたてモンブラン」と、スタッフの方おすすめの「プレッツェル」をいただくことにしました。

モンブランには可愛らしいリスのクッキーが添えられており、見た目もキュート。ひと口食べると、しぼりたてならではのふんわりとした軽い口当たりと、栗の芳醇な香りが一気に広がります。

やさしい甘さの生クリームと、サクッとしたメレンゲの食感が相性抜群で、まさに“大人のためのモンブラン”。見た目以上にボリュームもあり、贅沢な一品です。

そしてプレッツェルは、なんと創業当時から販売されている歴史ある焼き菓子。現在は本店と大船店のみの取り扱いで、しかも不定期販売とのこと。サクッほろっとした食感と可愛らしい形が魅力で、出会えたらラッキーなアイテムです。

なお、源氏山しぼりたてモンブラン以外のケーキは、鎌倉彫りのお皿で提供されます。ここにも、鎌倉らしさが感じられますね。

また、紅茶にも強いこだわりがあり、産地の農園から厳選した茶葉のみを使用しているそう。春には、香り高く希少なダージリンの新茶「ファーストフラッシュ」が登場することもあるとのことで、その季節にもぜひ訪れたくなりますね。

ほっと一息、贅沢な空間で時間を忘れてゆったりと

駅からすぐの立地とは思えないほど、店内には静かで落ち着いた空気が漂っています。窓の外には四季折々の花が咲き、穏やかな庭の景色が広がり、訪れた人を日常からそっと解き放ってくれます。

季節のケーキとともに、鎌倉らしいゆったりとした時間が流れる店内で、心静かに過ごすひとときは格別で、贅沢な大人時間。ほっとひと息つきたいとき、癒されたいときにぴったりの場所です。

みなさんもぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

最寄り駅
JR横須賀線, 鎌倉駅, 鎌倉駅, 江ノ島電鉄線

住所
〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町13-35

駅徒歩
JR・江ノ電鎌倉駅西口から徒歩2分

営業日
月曜日, 火曜日, 水曜日, 木曜日, 金曜日, 土曜日, 日曜日

営業時間
10:00~18:00

営業時間詳細
イートイン10:00~17:30(17:00 L.O.)

定休日
年末年始

定休日詳細
定休日:1月1日、1月2日

予約
予約不可

電話番号
0467-23-3636

受付開始
登録なし

受付終了
登録なし

予算(下限)
1000

予算(上限)
2000

支払い方法
現金, クレジットカード, 電子マネー, QRコード決済

手数料
無し

席の種類
テーブル席, テラス席

席の種類詳細
テーブル6(24席)、テラス2(6席)

個室
無し

貸切
貸切不可

喫煙可否
全席禁煙

駐車場
無し

設備・サービス
オシャレな空間, 落ち着いた空間

コース内容
無し

ドリンクメニュー
ソフトドリンク

利用シーン
デート, 家族, 子ども, 友人, お一人様

アクセス

サービス
テイクアウト

お子様連れ
可能

公式サイト
https://www.lesanges.co.jp/view/page/kamakura

開業年月日
1982年

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