飛鳥Ⅲが四日市港に初寄港、太鼓の演奏や歓迎式典などでお迎え
2025年7月に就航した新クルーズ船「飛鳥Ⅲ」が11月29日、三重県四日市市の四日市港に初入港した。千歳町の岸壁では初入港歓迎セレモニーが開かれ、太鼓の演奏などで乗客や乗員をお迎えした。乗客は伊勢神宮や関宿、なばなの里などへのツアーや四日市市内での買い物などで1日を過ごした。
飛鳥Ⅲは、四日市港にも入港している飛鳥Ⅱを発展的に継承しようとする新造船で、郵船クルーズが運航している。長さ約230m、幅約30m、高さ約47mで、5万2200総トン。乗客定員は約740人で、乗組員は約470人。全室がバルコニー付きとなっている。
この日、四日市港では午前8時ごろに接岸し、待ち構えた旅客船ファンがカメラを向けた。岸壁では、楠っ鼓流星、塩浜農楽隊、まんまる座、四日市横笛会による歓迎の太鼓演奏や獅子舞などがあり、船室からバルコニーに出て演奏を見る乗客の姿も多かった。
太鼓演奏などで初入港をお出迎え
四日市港客船誘致協議会主催の歓迎式典では、森智広市長が「みなさんにとって素晴らしい寄港になり、最高の思い出になることを願っています」とあいさつをした。四日市商工会議所の小川謙会頭らからは萬古焼などの記念品が乗員に贈られた。
飛鳥Ⅲの初代船長である小久江尚船長がお礼のあいさつをし、「寒い中を初入港にかけつけていただき、ありがとうございます。きょうは、クルーたちも四日市の街を楽しませていただきます。飛鳥Ⅱの寄港の数を超えられるよう、やっていきたいと思っています」と話した。
船の横で開かれた歓迎セレモニー
こにゅうどうくんからも花束のプレゼント
岸壁では、萬古焼や茶、日本酒など四日市地域の地場産品や、泗水十貨店の品も販売ブースに置かれた。四日市港客船誘致協議会のホームページによると、飛鳥Ⅲは12月24日にもクリスマスクルーズで四日市に寄港する。