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ヴィクトリア・ベッカムのショーに動物愛護団体が乱入 プラカードを掲げランウェイを闊歩

Techinsight

パリコレで「VICTORIA BECKHAM」2024秋冬コレクションを発表したヴィクトリア・ベッカム。ショーの途中で動物愛護団体のメンバーが乱入するというハプニングが!

ヴィクトリア・ベッカムのブランドが「パリ・ファッションウィーク(パリコレ)」でショーを開催中、動物愛護団体が乱入するというハプニングに見舞われた。同団体は、ヴィクトリアのブランドが動物の皮革を使用していることに抗議し、エシカルな素材による「ヴィーガンレザー」に目を向けるよう求めた。その後、抗議者達は警備員によって追い出され、ショーのフィナーレには足を骨折したヴィクトリアが杖をついて挨拶に現れた。

仏パリで開催中の「パリ・ファッションウィーク」で現地時間1日、ヴィクトリア・ベッカム(49)が展開するファッションブランド「VICTORIA BECKHAM」の2024秋冬コレクションが発表された。

会場では、ヴィクトリアの夫デヴィッド・ベッカム(48)、長男ブルックリン・ベッカム(24)と妻ニコラ・ペルツ(29)、三男クルス・ベッカム(19)、末っ子ハーパー・ベッカムちゃん(12)が最前列に着席した。

先日、モデルのミア・リーガン(21)との交際に終止符を打ったことを発表した次男ロメオ・ベッカム(21)の姿は見られなかった。

ショーが開始すると、シックな衣装を纏ったモデル達がランウェイを次々と闊歩した。

ライブ配信されたショーの途中では、ランウェイに突如、動物愛護団体「PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)」による抗議活動が行われるというハプニングが起こった。

抗議者達は「動物は布ではない」「動物の皮に背を向けろ」と文字が入った白いクロップトップを着用し、「ヴィーガンレザー万歳」と書かれたプラカードを掲げながら、モデル達に加わって堂々とランウェイを歩いた。

ヴィクトリアのブランドでは、毛皮やクロコダイル、パイソンなどの「エキゾチック・スキン」を使用していないものの、現在もカーフレザーを素材としたアイテムを販売している。

同団体の欧州会長は同日に声明を発表し、ヴィクトリアのブランドに対する抗議について、次のように述べた。

「どのような衣服やアクセサリーであれ、繊細で賢い動物を乱暴に屠殺し、皮を剥ぐ価値などありません。我々はヴィクトリア・ベッカムに対し、リンゴ、ブドウ、パイナップル、マッシュルームなどから作られた高級レザーのように、エシカルでエコフレンドリーな革新的技術に目を向けるよう強く求めています。」

「PETA」のキャンペーン参加者達は破壊的な抗議活動をすることで知られており、ニューヨーク、ミラノ、ロンドンを含む世界的なファッションイベントなどでもデモを行っている。

今回の抗議活動により、ヴィクトリアのショーのライブ配信は中断されたが、抗議者達が警備員によって追い出されると、モデル達がランウェイを再び闊歩する様子が配信された。

ショーのフィナーレには、黒いトップスとワイドパンツを着用したヴィクトリアがランウェイに現れ、観客達に挨拶をした。

ヴィクトリアは先日、ジムで転倒して左足を骨折したため、メディカルブーツを履いていた。両手で杖をつきながらゆっくりと歩くと、観客達に投げキスをしたり、「ありがとう」と感謝の言葉を伝えるなどした。

画像2~6枚目は『Victoria Beckham Instagram「Always there to support me」「Thank you to my incredible Atelier team!」』『nicola Instagram』『David Beckham Instagram』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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