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第8弾【刺激的魅力】辛みそラーメン3選

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第8弾【刺激的魅力】辛みそラーメン3選

宝龍

今時のラーメン店にあっては、硬派の部類。カレーや丼ものを出さずラーメンをメインに勝負という老舗だ。
まち中華・がち中華に分類する中華屋に例えるなら、がちラーメン屋というところか。
しかし、メニューは少数精鋭ながら、辛味噌にはこだわってくれているのが有難い。
ちょい辛、中辛、激辛、3つのテイストで辛みそ好きに応えてくれている。

そんな中、筆者は「中辛」をオーダー。

中辛みそ(1000円)

盛られたもやしは、同店みそラーメンのデフォルト。
違うのは、いかにも辛そうなおつゆの色と艶。鼻を近づければ勿論つんと辛さが伝わる。

出典:https://asatan.com

けっこうな深みのある辛さ。
そんなおつゆは、うかつに飲み込むと喉がひりひりしてしまうので要注意(筆者はそれを「喉を焼く」と言う)。序盤でそうなるとのちの展開が困難になるので。
とはいえ、出汁の効いたおつゆは口当たりも良く、3度目、4度目と、ついレンゲの往復が続く。

出典:https://asatan.com

うまうまなおつゆの中で、コシ強めな麺が旨さを発揮。
やっぱラーメンは、麺すすってナンボ、なのだ。

出典:https://asatan.com

夢中になって食べ進むうち、気づけば頭のてっぺんに感じる汗。
これが我が「辛みそ探知機」だ(笑)。これが作動する、すなわち辛みそラーメンによる快感(快汗とも書く)を楽しんでいるということなのだ。

そんなとき、もやしがいい仕事。
これを食べることで、熱くなった舌をクールダウンでき、よい箸休めとなる。
みそラーメンにはなぜもやしなのか、というのが我が人生最大のナゾなのだが、こと辛みそラーメンのときには、その答えを出すことは難しくはない。

お店情報

店名:宝龍
旭川市9条通丁目15丁目
電話: 0166-76-4568
営業時間:11:00~14:30 / 17:00〜20:00
定休日:毎週月曜・第3火曜
駐車場:あり

出典:https://asatan.com

らーめん屋 炎

辛みそ好きなら要チェック。
という店がココだ。何しろ、辛味噌ラーメンが人気なようで、さらに同店はそれを推しメニューとしている程だから。

実際のメニュー表

実は筆者、初訪問。
それにしても、近年はこういうお店が多くなったような。
どんな?って、メニューは醤油・みそ・塩の3大テイストに加え「辛みそ」が並列。つまり、辛いラーメンをひとつのジャンルとして考えるケースが目立ってきたということだ。
ラーメンが食べたいのは勿論なんだけど、辛いものが食べたいんだというそんな日は、こういうメニュー表が実に頼もしい。

と言いながら、辛みそもここまで細分化されると迷っちゃうな(笑)
「ちょい辛」は分かるが「ピリ辛」と「辛め」の違いって?
えーい、こういう時は辛い方で。

辛味噌らーめん(950円)

みそのおつゆを辛い油が覆って、まずまずのアピール感。
ちょっとこってり感もあって食欲をそそる(筆者=あっさりよりこってりが好きという個人的見解)。
それはともかく、キクラゲがいいですね(筆者の好物だという、これまた個人的見解)。

出典:https://asatan.com

おや、なかなかにあっさりとしたおつゆ。
みそ味、さらに辛いのがあっさり?
はい、辛みそ的にはあっさり、あるいは、さっぱりした口当たりかな、という意味ですな。
もともとのベースとなる味噌の塩気のせいか、まとまりの良い実直なおつゆだ。

辛さも思ったよりは・・・
ん? 辛め、ということは辛いと言ってる訳じゃないよというレベルなのか(笑)

ともあれ、食べやすい辛みそラーメン。
かつ、いたずらに攻撃的な辛さじゃないところが支持を得て人気No1、と筆者は見た。

出典:https://asatan.com

そんなおつゆは、しっとり麺の素材味を引き立ててますな。

出典:https://asatan.com

お楽しみ、ぷるぷるのキクラゲタイム。
一服の清涼剤的に、食感、風味が辛さに疲れた舌を癒してくれる・・・
いや、逆にあっさりとした箸休めが、辛みその旨さを引き立てているかも。

それにしてもだ。
初訪問、初ラーメンが辛味噌というのは、順番が違いましたかね。
むしろ、同店のピュアな味噌ラーメンにも興味が沸いた筆者。機会があれば次回、味噌を頂いてみようかと。

お店情報

店名:らーめん屋 炎
住所:旭川市神居6条5丁目
電話:0166-63-8733
営業時間:11:00~15:00 / 17:00~19:30
定休日:火曜
駐車場:あり

出典:https://asatan.com

門月かかか

メニュー表には、ただ1行「辛みそらーめん」と。
ちょい辛とか激辛とか、辛さの程度を示すキーワードが見当たらない。
が、それだけに興味津々。ここはひとつ出たとこ勝負ってことで。

辛みそらーめん(950円)

・・・とかなんとか緊張しつつ、メニューを見てみると「おすすめ」の説明欄には「ピリ辛」と。
かつ、同店の一番人気だとか。
おおっ、たくさんの同士達よ、辛みそを楽しもうぞ(笑)

それにしても、まず見た目がちょっと特徴的。
もやしがこんもりと、じゃないところから非凡である。

出典:https://asatan.com

小さめに刻んだ野菜が、しかも色々と混ざっている様子。
でも、これはこれで、とても美味しそうであることには違いない。
むしろ、こういうのが有難い。

出典:https://asatan.com

ともかくはおつゆをひと口。
うんうん、言われていればピリ辛だ。
辛すぎは苦手という方、安心してください。
世間でいうところの「ちょい辛」くらい。激辛のように食べる際に覚悟とか遺書とか要らないレベル。
むしろ、辛さより穏やかな旨味のある口当たりが印象的。

出典:https://asatan.com

程よい辛さが刺激になって、食欲は増すばかり。

それにしても食べやすいな、このラーメン。
食べやすい、その理由はやはり前述もした野菜のおかげか。

出典:https://asatan.com

キャベツや根菜類。
これらの風味が効いているならば、こりゃ旨いはず。
旨いは月並か。こういうのは「優しい味」と言うべきだろう。

辛味噌ラーメンの食レポはどこへやら、という流れになってしまった(笑)。
旨味があってこそ引き立つ辛さ・・・。そんな料理の理屈を体現する、とても印象的な一杯である。
その人気も納得。

お店情報

店名:門月かかか
住所:旭川市大町2条6丁目
電話:0166-85-6879
営業時間:11:00~15:00 / 17:30~20:00
定休日:月曜・第3火曜
駐車場:あり

出典:https://asatan.com

辛みそ後記

いかがでしたか。

本文でも申しましたが、辛みそって、醤油・みそ・塩といった、これまで定番だった3大風味から独立した、新たなジャンルになりつつあると感じている筆者であります。
そんな刺激期体感をぜひあなたにも!!

関連記事:【辛みそ愛が止まらない!?】魅惑の辛みそラーメン3杯 | asatan

https://asatan.com/articles/6270

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