社用車の交通安全に取り組む企業を表彰するアワード、エントリー受付開始 認定制度も新設
GOドライブ(東京都千代田区)が参画する「Safety Driving Award 2026 実行委員会」は6月9日、社用車を有する全ての企業や事業者を対象とした交通安全アワード「Safety Driving Award 2026」のエントリー受付を開始したと発表した。
優れた取り組みの可視化と社会全体への波及を目指し、2026年度より「Good Practice賞」を新設。「安全運転実践事業者」認定制度も始まり、より多くの企業の取り組みに光を当てる仕組みへと拡充された。エントリー受付期間は8月28日まで。
交通事故削減につながる企業の取り組みや工夫を表彰
「Safety Driving Award」は、社用車の安全管理に関する効果的な取り組みを広く発信し、交通事故の減少に寄与することを目的に2024年に創設された。
営業車、トラック、タクシー、送迎車など業務に不可欠な社用車だが、万が一交通事故が発生すれば企業にとって経営リスクとなり得る。同アワードでは、各企業が積み上げてきた取り組みや独自の工夫を社会全体で共有し、業界横断的な交通事故削減につなげることを目指している。
エントリーシートを提出した全企業・事業者は、「交通事故削減の取り組み事例集」を受け取れる。12月の授賞式イベントではトロフィー授与のほか、参加企業同士の勉強会や交流会の開催も予定されており、全ての表彰事業者・認定事業者を招待するとしている。
組織的・継続的に実践する企業への認定制度を新設
2026年度から「Good Practice賞」が新設された。事故削減の成果が期待でき、ユニークな創意工夫が見られる取り組みに贈られるもので、実行委員会は従来の「特別賞」よりも多様な取り組み事例を可視化・共有し、業界全体への横展開を促進するとしている。事故削減の成果を挙げ、他社や業界の模範として優れた取り組みは「最優秀賞」「優秀賞」として表彰する。
審査は、営業車や送迎車といった「営業車部門」と、タクシーやバス、トラックなどの貨物自動車などが含まれる「運送事業部門」に分け、「実効性」「再現性」「波及性」「先進性」の4つの観点から行われる。
また、2026年度から「安全運転実践事業者」認定制度が導入される。基本的な事故削減の取り組みを組織的・継続的に実践しているとして同認定を受けると、自社サイトなどでその旨を公表できる。実行委員会でも公表予定としている。
「Safety Driving Award 2026」エントリー概要
・対象:営業車、トラック、バス、タクシー、送迎車などの社用車を有し、交通安全に取り組む全ての企業・事業者
・受付期間:2026年6月8日〜8月28日17時(最終締切)
1次締切(7月31日17時)、2次締切(8月14日17時)。各締切後に順次エントリーシートの審査を開始。
業界を超えて優れた施策を共有
実行委員会は同社のほか、一般財団法人全日本交通安全協会、一般社団法人日本事故防止推進機構、日本カーソリューションズ(東京都千代田区)、あいおいニッセイ同和損害保険(東京都渋谷区)で構成される。
過去の最優秀賞企業は、選考理由で「独自に設計された交通安全選手権は、職場対抗により盛り上げる演出に加え、注力する交通安全活動に社員を巻き込む設計が巧妙」(ヤマハ発動機)、「事故防止の取り組みやコンプライアンス遵守の姿勢が荷主からも評価されるなど、安全へ向けた活動が企業価値向上につながる好事例」(西部運輸)と評価されている。
部門賞受賞企業営業車部門最優秀賞ヤマハ発動機株式会社営業車部門優秀賞日立グローバルライフソリューションズ株式会社営業車部門優秀賞丸尾興商株式会社営業車部門特別賞ヤマダインフラテクノス株式会社運送事業部門最優秀賞西部運輸株式会社運送事業部門優秀賞名阪急配株式会社運送事業部門優秀賞日本交通株式会社運送事業部門特別賞株式会社アトランシード
過去の受賞企業の具体的な取り組みは、過去の授賞式リポートでも紹介している(2025、2024)。
「Safety Driving Award 2026」の詳細は公式サイトで確認でき、エントリーや応募説明会への申し込みもできる。