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結婚生活20年、欠かさず休みの日を合わせて食事をする仲良し夫婦が語る“夫婦円満で一番大切なこと”

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結婚生活20年、欠かさず休みの日を合わせて食事をする仲良し夫婦が語る“夫婦円満で一番大切なこと”|長谷川夫妻インタビュー後編

2020年に結婚20周年を迎えたDOCTOR-HASEGAWAさん(50歳)とyachiyoさん(42歳)夫妻。お二人は、高校1年生の長男、中学1年生の双子の男の子・小学6年生の長女・小学2年生の男の子・2歳の女の子、6人のお子さんのパパとママでもあります。

結婚20年、お互いのやりたいことを尊重しながら、6人のお子さんの子育てをしているお二人に、夫婦円満の秘訣や、結婚後も自分がやりたいことを諦めない人生についてお話を聞きました。今回は、子育てのポリシーや夫婦円満の秘訣について聞きました。

長谷川夫婦の子育て論

――お二人は、お子さんたちを怒ることはありますか?

yachiyo:子どもを怒るって、冷静に考えると自分に余裕がないときが多いんですよね。子どもからしたら「えっ!今なんで怒られてるのかな?」という感じなんでしょうけど(苦笑)そう頭で思いながらこっちの都合で怒ってしまうことが多いですね。

ドクター:行儀とか、物を粗末にすることは怒りますけど、感覚や生き方みたいなものは否定しないかな。子どもをしつけることはあっても、教育はしないですよ。ただ、まだ一銭も稼いでないうちは、親の言うことをきくように、とは言っていますが。

――お二人にとって“子育て”とは、どういうものですか?

yachiyo:人生という道のりの中で起こった一つの出来事ですね。子どもが中心ではなく、自分の人生の中の出来事の一つというか。私が木だとしたら、子どもたちは枝にぴょんぴょんといて、私という木はマイペースに上の伸びていくイメージです。

ドクター:子育ては、自分の経験値をあげてくれるものです。僕、音楽をやっていて、バンドでトランペットを吹いているんですけど、テクニカルな部分というのは老化とともに劣化していくんですけど、やっぱり、経験というか、子育てをする中でそういうものが音に出たりしてレベルが上がっていくものだと思っているんです。トランペットだけじゃなくて、自分のレベルも絶対あがっているなと思うし、子どもが自分を成長させてくれてると感じます。

――6人のお子さんを育ててていらっしゃいますが、子育てへの感じ方はお子さんが増える中で変化しましたか?

yachiyo:子どもが増えていくことで視野が広がりました。考え方が広がるというか…同じ私たちの子供でも、それぞれの個性がありますから(笑)。

ドクター:うちは、お兄ちゃんおるし、お姉ちゃんおるし、双子おるし、三男は障害を持っているので、いろんなパターンの子育てをすることで経験値は確実に上がっていると思います。

――お二人は、子育てについて話し合いをしますか?

yachiyo:一人一人について話し合うことはありますけど、子育てという観点から話し合うことはないですね。

ドクター:そもそも、“育てている”という感覚がないよね。

yachiyo:ないねー(苦笑)。

20年、夫婦を続けてこられた理由

―――お二人でデートしたりしますか?

yachiyo:週に1回のお休みは合わせています。

ドクター:休みの日は必ず一緒に飲みます。翌日のランチも毎週二人で行きますね。20年欠かさず。

――20年、夫婦を続けてこられた秘訣は何だと思いますか?

yachiyo:束縛しないこと。お互いに1日フリーな時間があって、別々に過ごしたとしても、その時間相手が何をしているかは何も気にしないんです。気にならなくはないですけど、気にしない。「何してるのかな」とは思いますけどね。私も束縛されたくないので、束縛しないようにしています。

ドクター:ペースを乱さないことですね。自分のペースも相手のペースも。僕、飲食業なんですけど、コロナ禍でロックダウンしたときも、家にいないで職場で事務仕事とかしていました。毎日いないはずの僕が家にずっといたらケンカも増えただろうし。ペースは乱さないほうがいいなと思いました。僕自身のリズムもね。

――夫婦って何だと思いますか?

yachiyo:良きパートナー。困ったときには支え合えたらなと思います。一人ではできないことがたくさんあるので。

ドクター:男と女だし、歳も違うし、全く違うもんだと思うんですよ。意見を合わす気もないし。だからこそ、僕が一人でいるよりは全く違う発想をしてくれて、自分の仕事に生かせるようなドキッとすることを言ってくれて、いろんな場面でヒントももらえるので、一人でいるよりは全然いいですね。そういうことが、僕というレベルをあがてくれるし、経験値があげてくれる存在だと思います。

――夫婦として20年。今もお互いにときめきますか?

yachiyo:子どもができても、旦那さんのことを「お父さん」と呼ばないというのは決めていて、今もお互いに男と女というのは意識していると思います。困ったときに助けてもらうと、安心します。

ドクター:子どもが一番になってしまうとね、「お父さん」「お母さん」って、子供目線で相手を見ることになってしまうし、それは男と女ではないかなと。

――最後に、お二人のように長く幸せな夫婦を続けていきたいと思っている方たちに伝えられることがあるとしたら何でしょうか? 

ドクター:忙しくしましょう! 人間、暇があると余計なことばかり考えてしまうんですよ。夫婦にもいろんな形があるので、その夫婦にあった形でいいと思うんです。良いとか悪いとかないじゃないですか。

僕たちは、自分たちが自由で素晴らしいとも思っていないし、俺たちはこういう風にしたいんだというのも、これがいいよねというのもない。ただ、僕たちは好きに生きているのが当たり前なだけなんです。それでいやになったら別れたらいいだけのことと思っています。

yachiyo:お互いに、やりたいことを見つけて忙しくしたらいいと思います。私たちは、結婚生活は20年を迎えましたが、結婚ということにこだわりはないのは変わりがないです。ただ、もし別れたとしても、お互いにどこかで支えあってつながっていくという気持ちは強く感じています。

結婚20年、6人のお子さんを育てながら、お互いに好きなことを第一優先で生活している長谷川夫妻。yachiyoさんがお話しているときにドクターがやさしく見守っているのが印象的でした。お二人の夫婦としての向き合い方は、良い感じで力が抜けていて、自由。だからこそyachiyoさんの表情には愛されている女性特有の穏やかさが溢れているのだと感じました。

長谷川夫妻プロフィール

DOCTOR-HASEGAWA
飲食店経営の傍ら、パンキーレゲエダブバンド「BANYAROZ」(バンヤロウズ)のトランペッターとして活動。鯖街道レコーズ主宰。2021年7月7日には1st album『HAJIKORO』をリリース予定。インスタグラムアカウント@doctorhasegawa

yachiyo
"カラダにいいこと"がコンセプトのカフェ兼ヨガスタジオ「HACHI_HACHI_cafe_studio」(京都南丹市)を主宰。自身もヨガインストラクターとして活動。yachiyoさんのインスタグラムアカウントは@yachiyo32、カフェ&ヨガスタジオのインスタグラムアカウントは@hachi_hachi_cafe_studio

上原かほり/ライター

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