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【大地の芸術祭】いっすねー! 山脇さん超おもしろい! 新潟県住みます芸人とアート巡りに行ってきたっす!|十日町市

日刊にいがたWEBタウン情報

 

越後妻有 大地の芸術祭 2022

「行ってよし、来られてよし」の芸術祭、えぇやん!

新潟県の住みます芸人・いっすねー! 山脇さんと一緒に、越後妻有地域(十日町市、津南町)で開催される「大地の芸術祭」へ、ひと足お先に遊びに行ってきました!

今年は4月29日(金)~11月13日(日)の全145日間(!)に渡って行なわれるんだって。

アート作品は地域全体のあらゆる場所に散りばめられているから、コースを設定して、一日でさまざまな作品が楽しめるんだ。密閉、密接、密集を避けながら、おひとり様はもちろん、家族やお友達と一緒に安心して来ることができるよ♪

気になるあの人となら「密」な関係になれちゃったりして!笑

今回一緒に行ってくれた、いっすねー!山脇さん。入社前はテレビの前でしか見られなかった憧れのお笑い芸人さんと一緒に行けるなんて嬉しすぎる!

山脇さんのアウターが学校と同じ色w

新潟市から車を走らせて1時間半、高速道路を使えばあっという間に十日町市へ!
越後川口で休憩を挟んだけど、パーキングエリアってお出かけ感があって楽しっすー♪
ってか雪多すぎるだろ十日町ィィィ
下れば下るほど確実に残雪が多くなってきたんだが(;'∀'))))
1m、いや2m? さすがは県内屈指の豪雪地帯…!

3月下旬でもこの雪の多さにビビる、めっちゃ雪深い山の中、、、
この先にアートなんてあるのかな?

行ってみよ~!

…ん? 古い校舎がある。もう廃校になっているみたいだ。
普通の学校に見えるけど、、、

カメラマン「ここだ、この学校がアート会場だな。雪すげぇなぁ(笑)」

萌「わぁ…え、ここが!?」

山脇さん「こんな雪とは知らず、スニーカーで来ちゃいました! 大丈夫かなぁ」

カメラマン「気を付けて行けよ~」

ってあれ? 入ってみたらめちゃくちゃ大々的な芸術作品だった!!

なんか怖ェェェェェ…!! 暗いし独特の雰囲気が不気味! え、どうなってんのコレ
体育館の中だよね?笑

クリスチャン・ボルタンスキー+ジャンカルマン「最後の教室」 真っ暗な体育館には無数の豆電球が灯り、扇風機の風の音が静かにこだまする

フランスのアーティスト、クリスチャン・ボルタンスキー氏とジャン・カルマン氏が手掛けたアートで、廃校を舞台にした「最後の教室」という作品。
恐る恐る体育館に一足踏み入れてみると、、、

私「ん? 地面が柔らかい…ふにゃふにゃしてる~」

山脇さん「うわぁ、床に何か敷いてある! 藁(わら)だ!」

私「藁!? アートすげぇ…歩くの楽しいな~」

床一面に藁を敷き詰めて雪上を再現したそう。歩くたびにグッグッとした感触がリアル!
屋内なのに外を歩いている靴底の感触で頭が混乱してしまうw
が、どんどん校舎の中に引き込まれてしまう!

豆電球の暖色の明かりは温かい生気を帯びて、ベンチに腰掛けるように置かれた扇風機の風はまるで自然のそよ風。誰もいないはずの体育館が息をしているみたい。と感想を述べてみるw

ノスタルジックな写真が撮れるフォトスポット! 山脇さんと撮れるなんて…!

廊下の奥から光が差し込んでいて、エモい雰囲気のある写真を撮ることができるんだ。
でも暗い校舎はちょっと不気味だよね…笑
小さな子は怖がって泣いちゃう子もいるらしい( ;∀;)

カップル同士や片思い中のあの子となら吊り橋効果が期待できちゃうかもよ~~~
結構暗いから手をつなぐ口実にも! 来た人と距離が縮まるはず!

ドキドキ

階段を上った先には音楽室があった! 壁一面に飾られているのはベートーヴェンとかモーツァルトとかではなく、黒い肖像画。なんか不気味だよね…
大きさがさまざまなのは、子ども(生徒)や大人(先生、地域の人々)を表しているのかな?

現実の世界とかけ離れた非日常な空間にワクワク
チラリ。山脇さんの写り方、心霊写真みたい(;'∀')

なんかたくさん透明な棺桶が並んでる部屋があるんだけど…どういう世界観?
なんでも、クリスチャン・ボルタンスキー氏は「人間の存在と不在、生と死」をテーマにした作品が多いらしい。なるほど~

透明な棺桶の中で白い蛍光灯が光っている

案内人さん「ここに地域の人がいたんですよ(この教室がアート作品になるとき、地域の人も来て制作に携わっていた)」

山脇さん「えぇ!? こ、この棺桶に地域の人が入っていたんですか!?(ガチで納棺されたと勘違い)」

案内人さん「いえいえ、そういう意味ではなくて…(笑)」

カメラマン「あっはっはっは」

萌「(笑)」

山脇さん「そ、そっか、なんだ~びっくりした。僕がいつかその時がきたら、ここに入ってもいいですか?」

案内人さん「えぇ…」

カメラマン「だめだろ~」

萌「グフフ笑(山脇さんおもしれぇぇぇ笑)」

山脇さん、さすがです(笑)
自然に笑いを取れるなんてやっぱり芸人さんは違うなぁ。
でも“棺桶”というワードで笑っていいのやら…。

このカーテンの肌触りおもしろい

案内人さん「このカーテンはお米と砂糖が主成分となってできているんですよ」

カメラマン「え、そうなの!? 食べたら甘いんじゃない?」

山脇さん「あ~確かに~」

案内人さん「それは~…どうでしょう…」

萌「うーん…(気になるな、ちょっとかじってみたいな…)」

学校に残されたカメラフィルムを豆電球にかざしてみると…

山脇さん「なんの写真だろう?」

萌「たくさん人が写ってる!」

山脇さん「集合写真じゃない? 萌さんのフィルムは何が見えますか?」

萌「あ! 私のも集合写真です!」

ほかにもいろんな部屋があるよ!

理科室なんかは心臓の鼓動の音がドクッドクッと爆音で響き渡っていて、部屋の中心にたったひとつだけある豆電球が鼓動に合わせて光っている。(個人的にはここが一番怖かった(;'∀')
うーん、これで伝わるかなぁ? 実際に行って体感してほしいよ~

クリスチャン・ボルタンスキー「影の劇場~愉快なゆうれい達~」

アートとはいえ、お化け屋敷みたいな感じは否めない…笑
廃校が舞台だから規模も大きいし、周りきるには20分くらいかかるかな。

ここだけの話、見えちゃう人は見えちゃうとか…何がとは言わないけどネ

「最後の教室」 (https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/the_last_class/)

学校の中を歩き回ったらお腹が空いてきちゃったっす!
松代という地区にある「都市と農村の交換」をテーマにした「まつだい雪国農耕文化村センター『農舞台』」に来たよ。
この施設の中にある食堂で里山の食材を使ったビュッフェが食べられるらしい!

まずは「越後まつだい里山食堂」で腹ごしらえしよう!

まつだい「農舞台」フィールドミュージアム (https://matsudai-nohbutai-fieldmuseum.jp/)

もちろん雪国農耕文化を体感できるアートや、草間彌生さんの作品「花咲ける妻有」をはじめとしたさまざまなアーティストの作品がたくさん展示されているよ♪

草間彌生「花咲ける妻有」 深い雪に埋もれている姿さえも芸術的

この建物はオランダの建築家グループMVRDVが設計したもので、建物自体がアートそのもの!
建物内もさまざまな仕掛けがいっぱいでおもしろいよ(`・ω・´)
トイレまでもアートでびっくり!

野菜がたっぷり! おいしいランチ♪自由に盛り付けよう
越後まつだい里山食堂 水色に統一された店内。外側はガラス張りになっていて、雪が溶ければ棚田が見られるよ

山脇さん「お腹空いた~、食べていいですか!? いただきます!」

萌「や、山脇さん美味しいですね(山脇さんと一緒にお食事できるなんて! 泣)」

山脇さん「おいしいですね~! 萌さんおかわりしちゃいなよ!」

萌「おかわりします! 山脇さん、こんなにたくさん食べれますか?」

山脇さん「余裕!」

カメラマン「おかわりしよ~」

萌「私も! カメラマンはこの中でも何が特においしかったですか?」

カメラマン「あの~豆のやつ、うまい!」

うん、豆のやつ、まじでうまい(笑)

越後妻有で育った野菜や山菜をふんだんに使ったビュッフェ最高。
これはおかわりしちゃうよ~。
この日は汁物がカレーだった! やっぱりカレーは飲み物だよね(?)あれ、違うか笑
スパイシーで具材もゴロゴロ入っていておいしかった!

この水色の店内も、ジャン=リュック・ヴィルムート氏が手掛けた「カフェ・ルフレ」という作品で、そこから見える棚田の風景はイリヤ&エミリア・カバコフさんの作品なんだ。

芸術の中で食べるランチは格別だね!

お腹も満たされたし「まつだい『農舞台』」に展示されている作品を見てみよう!

って、何これ!? 教室だけど…普通の教室じゃない(゚Д゚;)
壁も床も天井も机もイスも全部、極端に黒板過ぎ~! おもしろい!

河口龍夫「関係 — 黒板の教室」(教育空間)

山脇さん「なんか懐かしい気持ちになるな~」

萌「タイムスリップしたみたいだ~」

教室全体をキャンパスに、どこでも自由にチョークでお絵描きできちゃう!
みんなが描いたものがアートの一部になっていくんだね。

机の引き出しを開けてみると、その中にもアートが隠れているよ。

カメラマン「山脇くん、サイン書いてよ!」

山脇さん「お、サイン! いっすねー! 書きますよ~」

スタッフさん「ぜひぜひ!」

萌「ソワソワ…(この教室のどこになんて書くんだろう笑)」

いっすねー! 山脇参上!! 新潟を笑顔にさせてくれるお笑いスター!

山脇さんがサインを書いたのは、なんと教室の端っこ! 目立つかなこれ!?w
黒板にドデカく書いたりしないんかい!www

カメラマン「サインなんて書いたの?」

山脇さん「いっすねー! 山脇参上!!」

スタッフさん「〇〇参上! は皆さんよく書きますよね」

カメラマン「ありきたりじゃん山脇!www」

山脇さん「うわ~~~」

山脇さん、特にボケることなく終了(笑)

書道7段、プロ級の腕前を持つ山脇さんのサインはとても美しい!
これも芸術的ですね!

何を書いているかというと…
相合傘書いちゃいました! とんでもないファンサービス!笑

一瞬でも山脇さんと楽しい青春気分を味わえて満足です!

ほかにも心惹かれるファンタジーな作品もたくさんあるよ♪
山脇さんと並んで鑑賞、なんかデートみたいでドキドキしちゃうな(*‘ω‘ *)
ありがとうございます泣

イリヤ&エミリア・カバコフ「10のアルバム 迷宮」
イリヤ&エミリア・カバコフ「プロジェクト宮殿」
再現(笑)

ゆったりとした時間が流れます~(´ー`)
アート鑑賞は感性が刺激されて楽しい!
捉え方は人それぞれだからこそ、一緒に来た人と感想を話し合いながら巡ろう♪

イリヤ&エミリア・カバコフ「アーティストの図書館」

お昼ごはんを食べたら何だかのんびりモードに(-_-)
自然を眺めて風を感じながら癒されたいなぁ。

なんて思っていたら、瞑想できるゲストハウス「光の館」があるらしい!

ここは光のアーティスト、ジェームズ・タレル氏が伝統的な日本家屋に自身の作品を融合させたアート。驚くことにゲストハウスというだけあって、実際に泊まれる作品なんだって! すごい!

「光の館」 (https://hikarinoyakata.com/)

ジェームズ・タレル「光の館」 迫力のある建築美! 豪雪地帯ならではの床下の高さにびっくり!

回廊からは越後妻有の大自然を望み、信濃川、遠くには八海山が見える絶景スポット。
夜には星空に包まれる幻想的な時間を過ごすことができるんだ。うわぁ、素敵~

光の仕掛けがある大きな浴室や自炊できる調理場もあるよ!

天井が横にスライドしていく! すごい!

スタッフさん「では天井が動きますよ~」

ガタン! カタカタカタカタカタカタ……

山脇さん「うわうわうわうわ、開いてる! 」

萌「空が見えてきた~!」

カメラマン「すげすげ」

部屋の中から青空を見上げられるなんて!

ビルが立ち並ぶ街中に住んでいる人や日々目まぐるしく生活している人にとっては、日常から離れて現実逃避できるね♪空気も透き通っていて気持ちがいい!
喧騒から離れた静かな自然の中でリラックス~

確かに瞑想できるゲストハウスですね。

空の自然光と室内の光が織りなす芸術作品
ふぃ~、のどかな時間だった

今回フィナーレを飾るのは「越後妻有里山現代美術館 MonET」

こちらの美術館をご存じの方も多いでしょう!

越後妻有の魅力を表現した作品が数多く展示されていて、豪雪地帯、山間部ならではの風土や暮らし、そして時代の流れを体感することができます。

お土産やグッズを販売しているミュージアムショップや、人々の交流の場として活用できるオシャレなカフェスペースもあるよ♪

「越後妻有里山現代美術館 MonET」 (https://www.echigo-tsumari.jp/travelinformation/monet/)

ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー「ゴースト・サテライト」

萌「これはなんでしょうか?」

スタッフさん「越後妻有で集められた廃材を使った人工衛星です」

萌「カーブミラーとかザルみたいなものが使われてる!」

山脇さん「確かに、よーく見てみると生活で使うものや農具たちだ」

もう使わなくなったもの、捨てられたものから新しいものを作り出すってすごいよね!
なんか“物”の生命力を感じるなぁ。

イリヤ&エミリア・カバコフ「16本のロープ」

スタッフさん「この16本のロープに吊るされているのは全部ゴミなんです」

山脇さん「ゴミですか…」

スタッフさん「そしてそのひとつひとつに会話が書かれたメモがくっついています」

山脇さん「本当だ、いろいろ書かれてある」

スタッフさん「旧ソ連の圧政下の中で生きる人々の暮らしや感情をリアルに記憶したいという作家 の思いが表現されているんです」

萌「そうなんだ、確かにゴミって人々の暮らしが表れているよね」

さっきの人工衛星もこの作品も、役目を終えた存在から人の内面にあるものを新たな形にして発信するって、芸術だよね。アート鑑賞してるなぁって感じです!w

マルニクス・デネイス「Resounding Tsumari」

越後妻有の大地が3Dグラフィックになっている!
手前にあるコントローラーを操作して越後妻有を探索だ!

目「movements」※実際には触れていません。
カチコチと秒針が動き続けている

この作品は無数の“時計”が上から吊るされていて、ムクドリの群れのように見えるインスタレーション作品。
見る角度を変えるだけで見方が変わっていくのがおもしろい!

今回ご紹介できるのはここまで!

うわ~ん、山脇さんとのアートツアーはもう終わっちゃうのかぁぁぁ。楽しかったなぁ!

まだまだ、1日じゃ周りきれないほどたくさんのアートが各地に展示されています!
これはもう大冒険のようなアート巡りだね! 五感で楽しめる大イベントです!

「越後妻有 大地の芸術祭 2022」は4月29日(金)からスタート!
作品鑑賞パスポート早期割発売中だよ!(~7月29日まで)

みんなも来てね(∩´∀`)∩

越後妻有 大地の芸術祭 2022


4月29日(金祝)~11月13日(日)10:00~17:00(案内所・作品によって異なる場合あり)

休み
火・水曜(GWを除く)
料金
【作品鑑賞パスポート】
一般 4500円(通常料金)3500円(早期割)
高・専・大学生 3500円(通常料金)2500円(早期割)
中学生以下 無料
問い合わせ先
大地の芸術祭実行委員会事務局
問い合わせ先
電話番号
025-757-2637
リンク
https://www.echigo-tsumari.jp/

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