子どもが楽しめる体験型展示も♪明石で特別展「いわさきちひろ×plaplax あれ これ いのち」 明石市
明石市立文化博物館で4月3日より特別展「いわさきちひろ×plaplax あれ これ いのち」を開催します。会期は5月18日まで。
日本の画家・絵本作家として多くの人に愛されるいわさきちひろさんは、子どもたちの姿とともに、野の草花や虫や鳥などの生きものを描いています。半世紀前にちひろが描いていた身近な生きもののなかには、絶滅が危惧されるものも多く見られます。
同展では、アートユニット「plaplax」によるインタラクティブな作品を取り入れ、いわさきちひろさんの絵を見ることを"あそび"に昇華。生態学の視点も取り入れ、いろいろないのちとなかよく生きるにはどうしたらよいかを、作品を通して楽しく考える展覧会です。
期間中は、にじみやぼかしを用いたいわさきちひろさん独特の表現方法や確かなデッサン力を楽しむだけでなく、東京大学名誉教授・鷲谷いづみさんによる生態学の知見を取り入れ、作品で草花や生きものたちをどのように描かれたのかを明らかにし、自然との付き合い方を考えます。
さらに会場では、子どもと一緒に楽しく過ごすためにアートユニットplaplaxによる「絵を見ることを遊び」とするコーナーを設置。気軽に楽しく絵を楽しめる環境を提供します。
ほかにも館内にて明石高校数理探究生物班の調査・研究成果や多様な自然を守るために実施した取りくみをクイズラリーで紹介します。
開催期間
2025年4月3日(木)~5月18日(日)
場所
明石市立文化博物館
(明石市上ノ丸2-13-1)
時間
9:30~18:30
入館は18:00まで
料金
大人 1,000円、大学・高校生 700円、中学生以下 無料
※65歳以上の方は半額