小田原二世会 人形劇で共通の思い出を 園児に公演をプレゼント
小田原二世会が主催し、小田原市と南足柄市の幼稚園、保育園年長児を招いた人形劇公演が2月4日、三の丸ホールで開催された。
これは地域の若手経営者らで組織される同会が続ける恒例事業。1977年の創立10周年時に「子どもたちのために何かできないか」と企画されたのがはじまりだ。
コロナ禍で一時休止していたが昨年から再開し、46回目となった今回も1千人以上の園児が劇団飛行船による「ピーターパン」の世界を楽しんだ。
同会の小澤三有会長は「子どもたちの笑顔に今年も活力をもらった。卒園前に共通の思い出を提供する行事として引き続き夢を育んでいければ」と抱負を語った。
事業協力を呼び掛け
プロ劇団による人形劇の贈り物は、会員が協賛を募り存続させている。今回も100社以上の賛同を得たが、年々状況は厳しくなっているという。小澤会長は「今では親と子2世代にわたり思い出となっている事業。地域での思い出づくりを継続させていくためにも引き続き協力を呼び掛けていきたい」と話す。
協賛は企業や個人を問わずに受け付けているという。詳細は小田原二世会事務局【電話】0465・66・2272。