長崎／雲仙「橘神社 大門松」ギネス認定！今年も高さ約14ｍの巨大門松登場！明け方までライトアップも。
雲仙温泉や小浜温泉がある長崎県の島原半島。日本一長い足湯ほっとふっと105で有名な小浜温泉から北へ約8㎞、島原半島の付け根に当たる雲仙市千々石町に、巨大門松で知られる橘神社があります。本年は12月24日に完成予定、その巨大な姿を見せてくれます。
写真：2019年の大門松
ギネス認定の巨大門松
2000年から始まったこの大門松、2000年12月にギネスに世界一の門松に認定されました。
大門松には世界平和が込められているといいます。
神社に祀られているのは、橘湾の名前のもとになった橘周太陸軍中佐。皇太子時代の大正天皇の教育係を務められ、多くの人に尊敬された地元の偉人でありながら、日露戦争で散りました。
世界平和は、そんな「軍神」橘中佐の願いでもあるでしょう。
夜空にそびえる大門松！
2023～2024年の門松は、2023年12月24日の午後に竣工祭が開かれる予定で、2024年2月3日まで（2月4日に解体予定）橘神社の鳥居前で初詣客を出迎えます。
今年も毎週日曜日に少しずつ製作を進めているとのことで、12月24日の午前中まで最終調整をしての完成を予定しているとのこと。
最終的な大きさは毎年完成後ということですが、巨大門松の大きさはだいたい高さ14ｍ、胴回り8ｍほどにも及ぶそう。（だいたい5～6階建てくらいビルの高さですね）
クレーンや高所作業車を駆使して作り上げていきます。門松に象徴的な3本に見える「竹」は8～10本の孟宗竹を筒状に束ねて作っているそうです。
この縁起のいい大きな門松のご利益にあずかりたいと、例年10万人超・長崎県内では２番目の初詣客を集めるとのこと。
ただ、以前開催されていた、1月1日のぜんざい振舞いは、今年度も行わない予定となっています。
1月7日の七草粥振舞い、1月11日の鏡開き餅振舞い、1月20日の禊については、今年も開催予定とのことです。
大きな門松を見上げてお参りしたら、清々しい晴れやかな気持ちで新年を迎えられそうですね。
（まとめ・文：やまめタグ 情報更新：2023年12月 hotspring727）
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