バドミントン 全国大会控え意気込み 淵野辺東小4年 鈴木さん
8月に岐阜県内で開催される「第25回ダイハツ全国小学生ABCバドミントン大会」に出場する
淵野辺東小学校4年の鈴木旺輔さんが7月18日、相模原市役所を訪れ、本村賢太郎市長に意気込みを語った。
兄の影響を受け南区を拠点に活動する「若草ジュニアバドミントンクラブ」(安藤隆監督)に5歳の時に入団した鈴木さんは、週6日の練習を積み重ねてきた。4月下旬から5月上旬にかけて開かれた今大会の神奈川県予選を制し全国大会出場権を獲得。2年生の時にも1、2年生の部で全国大会に出場しベスト16に進出した経験を持つ。
市長から抱負を尋ねられると「自分の力を出し切ってベスト4以上に入りたい」と迷いなく話した。強い眼差しで目標を語る10歳の少年に対し市長は、「全国大会に行きたくても行けるものではない。活躍を願っています。頑張ってください。応援しています」とエールを贈った。
パワーが武器
指導する安藤監督によると身長は高くないものの筋肉質な体でパワーがあるという。同年代の選手よりも強いショットを放つことができ、相手を動かすことで優位に試合を展開するという。
鈴木さんが出場する3、4年生の部には全国各地の予選を制した選手や推薦を受けた実力者ら54人が出場する予定。「しっかりラリーをして相手を動かし、決められるチャンスを決め切りたい」。全国トップレベルの選手と戦うイメージはできている。
母親が作る料理が大好きで、特にカレーライスが美味しいと話す普通の小学4年生だが、バドミントンの話になるとその眼差しは鋭さを増す。「誰にも負けない選手になりたい。オリンピックに出たい」