楽天「3000円ぽっきりアメリカン福袋」を開封したら、アメリカのお菓子へのイメージが180度変わった話【福袋2025】
皆さんはアメリカのお菓子に対してどのような印象を持っているだろうか？
筆者個人としては、失礼ながら「ハイカロリー」「甘ったるそう」「身体に悪そう」という偏見を持ってしまっていた。でっかいスニッカーズとか虹色のバターケーキとかを食べてるんでしょ？ みたいな。
……ところが、楽天でアメリカのお菓子の福袋を購入してみたところ、それらが筆者の偏見に過ぎなかったことが判明した。
アメリカの皆さんごめんなさい！ 思ってたのと全然違ったよ～!!
・アメリカお菓子の福袋
今回購入したのは、楽天で『アメリカーナ』という アメリカの輸入品を専門に販売するお店の福袋。
正確な商品名は『3000円ぽっきり 限定福袋おたのしみ袋 オリジナルセット 詰め合せ おまかせ アメリカン 2024年 日用品・お菓子・コスメ おもしろ福袋 送料無料 超お買得！』で、アメリカからの送料込みで3000円という超破格の内容だ。
福袋はお菓子・食品・飲料・ネイル用品・コスメ・生活用品の6つのジャンルから選べるのだが、筆者が選んだのはお菓子。
輸入物のお菓子に興味はあるけど、地方じゃ売ってる店も少ないし なかなか食べる機会がないんだよね。
注文をしてから約2週間、ぶっちゃけ忘れかけていた頃に荷物が到着した。
はるばる8000km以上も離れた場所から、ようこそ我が家へ。
てっきりボコボコに穴の開いた箱で届くと思っていたのに、案外キレイな状態で届くものなんだな。
運送会社のみなさんありがとうございます！
・もしや大当たり!?
入っていたものをひとつずつ見ていこう。まずは見覚えのあるチーターのキャラクターが描かれたこちらから。
チートスパフ チーズ味
コレは日本でも見たことがあるお菓子。濃い口のコーンスナックで 価格もお手軽、個人的にもちょくちょく買っているお菓子なので結構嬉しい。
開封してみると、目が痛くなるほどの蛍光オレンジカラーのスナック菓子が転がり出てきた。
日本でチートスといえばザクザク食感＆ゴツゴツした形状だが、コレはニョロッと芋虫のような形状。食感は明治『カール』に近いのだが、チェダーチーズっぽい濃い味がクセになる。気が付いたらいくつでもサクサク食べてしまいそうだ。
ウベ ポルボロン
紫芋の一種 ウベを使ったショートブレッドで、沖縄のちんすこうに近いお菓子らしい。15個しか入っていないハズなのにずっしりと重く、思わず「カントリーマ〇ムもこれぐらいたくさん入っていれば嬉しいのに」なんて関係ないことを考えてしまった。
クッキーというより饅頭に近いサイズのポルボロン。細かい粉を固めて作ったような滑らかな触感で、口の中の水分を奪いながらも素朴な甘みが美味しい。
そういえば沖縄でウベのアイスを食べたことがあるが、アレに近い味がする。甘みの少ない芋なんだよな。牛乳や温かいお茶にも合いそうだ。
なお食べ終わったあと鏡を見たら、口の中が紫色に染まっていた。人と会う前に食べるのは避けた方がよさそうだ。
ダークチョコレート アーモンド＆シーソルトバー
グルテンフリーで、1本あたりたんぱく質を6gも含むという健康的なチョコバー。
「そんなことを言いつつもどうせ甘ったるいんでしょ？」と思いながらかじってみると、思ってたんと全然違う!!
ダークチョコレートはかなり甘みが抑えられていて、ゴロゴロ入ったアーモンドとピーナッツは塩っけのあるカラメルでコーティングされている。
ほろ苦甘じょっぱいって感じで、毎日の朝ご飯やオヤツによさそうなヘルシー感だ。
栄養価の高さと美味しさから日本にもファンが多いらしく、調べたところAmazonでも高評価！ しかも福袋で買ったおかげでかなりお得にゲットできたらしい!!
ティックタック トロピカル・アドベンチャー味
ミントタブレットなのだが、ぶっちゃけミントの味や爽快感はほぼない。
パイナップル・バナナ・マンゴー・パッションフルーツといったトロピカルフルーツの味がメインで、まったくしつこさのない爽やかでフルーティな甘み。
舐めても噛んでも美味しいし、運転や仕事中の気分転換にピッタリ。コレは気に入る日本人も多いんじゃないかな。
──以上4点。すべて初めて食べるものだったし、ハズレなしで美味しいものばかり。
これまでアメリカのお菓子に抱いていた「甘ったるそう」「身体に悪そう」というイメージが一気にひっくり返り、なんだか急にアメリカのスーパーへ行きたくなってきた。
コレを大当たりと言わずしてなんと言おうか。「この福袋を人に勧めますか？」と聞かれたら、筆者は迷わず「はい！」と答えるだろう。
珍しいモノが好きな方、アメリカの文化に興味がある方は是非ゲットしてみてほしい。なんていったって3000円ポッキリなんだから！
参考リンク：楽天市場『3000円ぽっきり アメリカン福袋』、Amazon
執筆：高木はるか
Photo：RocketNews24.