相模原を再発見 イオンで70周年特別祭事
イオン相模原店(古淵)は5月30日から6月3日の5日間、相模原市制施行70周年を記念した特別催事を店内で実施した。同店では初の試み。
これは神奈川県とイオン株式会社が行う「神奈川再発見フェア」の一環。同期間中に同店のほかに県内のイオン26店舗で県の名産品や県産食材を販売した。
同店では市制70周年を迎える相模原市の魅力を「改めて再発見」してもらおうと、相模原産の農産品や藤野産ゆずを使用したゆずポン酢、相模の大凧サブレなど市の名産品40品目を紹介。津久井の紐組を使ったアクセサリー制作や市制70周年の缶バッジ制作など、体験イベントブースの設置や市内で活動する邦楽ユニット、民族芸の演奏披露も行われた。
当日は橋本和也副知事や本村賢太郎市長も来店。店内の様子を見て回った。津久井紐の製紐機でミサンガ作りを体験をした女性(古淵在住)は「組紐づくりが市内で行われているのは知らなかった。16本の糸からできているようですごい。カラフルできれいだからバスのパスケースにつけて使おうかな」と笑顔で話していた。
同店の松木一郎店長は「期間中は想定以上のお客さまにご来店いただいた。次年度もさらにアップデートして開催したい」と意欲をみせ、「歴史ある酒蔵の逸品の販売など、地元の商品の取り扱いを広げた。フェアの限定品の銘店菓子が非常に人気だったり、多くの方に喜んでもらえた」と手ごたえを語った。