愛川町消防団 操法大会出場へ団員一丸 町長らが選手激励
第55回県消防操法大会に出場する愛川町消防団の激励会が、7月18日に町内で行われた。
同消防団が出場する「小型ポンプ操法」の部には、県内の19消防団が出場。小型動力ポンプを使用して消火までのスピードや動作の正確さを競う。
チームを組むのは、内装業の葉山裕太さん(42・第1分団第3部)、町役場勤務の島袋琉吾さん(24・第3分団第5部)、服部牧場勤務の真野夕介さん(40・第1分団第1部)、JA職員の山瀬豊さん(44・第2分団第3部)の4人。いずれも大会への出場は初めてだが、息の合ったチームワークで優勝を目指している。
激励会には小野澤豊町長や副町長、正副議長、区長会会長らが出席。小野澤町長は「結団の日から今日まで、厳しい訓練に取り組んでこられたことに敬意と感謝を表したい。選手諸君の健闘を祈る」と呼び掛けた。
同消防団は、小型ポンプ操法の部で過去3度の優勝経験を持つ。葉山さんは「皆さんの支えがあってこそ活動ができている。いい成績を残して恩返しができたら」と意気込み、最年少の島袋さんは「スピードが問われる役割を担っているので、”ロケットスター”として頑張りたい」。山瀬さんも「いつも通りの動きができれば優勝も狙えるはず」と自信をのぞかせる。
小島一彦消防団長は「消防技術の向上だけでなく、競技を通じて選手や他の団員のチームワークや結束力が高まるきっかけになれば」と期待を寄せた。
激励会後には競技のデモンストレーションも披露され、隊員らはホースを素早く延ばして連結し、目標に向かって放水した。大会は7月27日(土)、厚木市の県総合防災センターで行われる。