【横須賀 イベントレポ】若松マーケット「横須賀ブラジャーカクテルまつり」- 赤提灯に広がる乾杯の輪
横須賀中央駅から徒歩1分、路地裏に広がる歓楽街・若松マーケットで、2026年4月24日(金)・25日(土)の2日間、「第24回 横須賀ブラジャーカクテルまつり」が開催されました。
今年は、若松マーケット発祥のオリジナルカクテル「横須賀ブラジャー」誕生15周年という節目。会場には多くの来場者でにぎわい、祝祭ムードに包まれました。
ディープでレトロ“戦後の記憶”を今に残す街
若松マーケットは、横須賀中央駅から徒歩1分という場所にありながら、昭和レトロな世界が広がります。そのルーツは戦後の闇市にまでさかのぼります。
現在も当時から建て替えられていない木造の店舗が残るなど、歴史の積み重ねを肌で感じられる場所。約70店舗ものスナックや飲食店がひしめき合い、独特のにぎわいを見せています。
赤提灯が並ぶ細い路地、どこか懐かしさを感じる店構え、そして人の温もり。昭和の風情を色濃く残すレトロな歓楽街として、地元の人々に長く愛され続けています。
第24回 横須賀ブラジャーカクテルまつり
2026年4月24日、25日の2日間、「横須賀ブラジャーカクテルまつり」が開催されました。
このイベントは常連さんはもちろん、若松マーケットが初めての人にも、気軽にそしてお得に、若松マーケットのお店を楽しんでもらいたいという思いから始まり、今回で24回目。
若松マーケット組合事務所前では、ガラポン(ガラボン)抽選会を実施、組合加盟店舗で2,500円以上の会計ごとに抽選券が1枚進呈される仕組みです。
「特賞です。おめでとうございます!」とカンカンとベルが鳴ると一気に通りは活気づきます。
賞品は、1等の10,000円分商品券(2本)をはじめ、2等5,000円分商品券(4本)、3等3,000円分商品券(10本)、4等オリジナルTシャツ(10本)、5等1,000円分商品券(100本)と、力が入るラインアップ。
さらに参加賞として「おっぱいチョコ」やシールも用意され、思わず笑みがこぼれるユニークさも、この街ならではの魅力です。
豪華な商品を目当てに、多くの来場者が複数の店舗を巡りながらはしご酒を楽しむなど、若松マーケット全体を楽しむ流れが広がっていました。
甘くて飲みやすいカクテル「横須賀ブラジャー」
当日は、「横須賀ブラジャー」の試飲会も行われました。
「横須賀ブラジャー」は、ブランデーとジンジャーエールをベースにしたカクテルです。口に含むと、ジンジャーのほのかなピリッとした刺激が広がりながらも、やさしい甘さが後を引く味わい。初めて飲んだという来場者も「美味しい!」と思わず笑顔に。
今回のイベントで印象的だったのは、人と人との距離の近さです。
スタッフが通る人に声をかけ、初めて訪れた人でもすぐに打ち解ける空気がありました。
「横須賀ブラジャーの飲んでみませんか。」
「飲んだことありますか?」
会話が自然に生まれ、若松マーケット全体がひとつのコミュニティのように感じられる場面も。
このマーケットを後世に残したい
若松新生商業組合の組合長であり、「ロータス」を営む山田さんは、「戦後から、この場所は人を癒し迎える、楽しい場所でした。何十年もここで営業しているお店や、新店もあり、時代を超えて愛され続けています。横須賀に昔から続く若松マーケットを残すために、各店で協力していきたい」と話します。
初めての人でもふらっと気軽に立ち寄ってほしいと、オリジナルカクテル「横須賀ブラジャー」を中心としたイベントや、ビアガーデンなど魅力を活かした企画を積極的に行っています。
その取り組みが評価され、2026年1月には、神奈川県内商店街の優れた取り組みを表彰する第14回「かながわ商店街大賞」 において、特別賞を受賞しました。
赤提灯が灯る細い路地を進めば、どこか懐かしさを覚える店構えと、人と人との距離が近いあたたかな空気に包まれます。初めて訪れても、なぜか心がほどけていく、そんな魅力がここにはあります。
古き良き昭和の空気と、新しい風が交差する若松マーケットは、横須賀の“夜の顔”ともいえる存在として、今もなお、その灯りを絶やすことなく街を彩り続けています。
イベントの開催情報や最新の詳細については、公式ホームページまたはInstagramをご確認ください。
若松マーケット「横須賀ブラジャーカクテルまつり」
開催期間
2026年4月24日〜4月25日 18:00〜22:00
開催場所
若松マーケット
住所:神奈川県横須賀市若松町3丁目14-8
駐車場:なし
参加費
無料
主催
若松新生商業組合