ラグビー日本代表、パシフィックネーションズカップ2024初戦でカナダに55点大勝
次は9月7日に熊谷でアメリカ戦
ラグビー日本代表は25日(日本時間26日)、カナダ・バンクーバーで行われた「アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2024」プールB初戦でカナダ代表と戦い、55-28で快勝した。
日本は前半4分にマロ・ツイタマのトライで先制すると、5T5Gなどで前半を38-7で終了。後半は3トライを許したが、27点差で勝利した。
「パシフィックネーションズカップ」は環太平洋6カ国が出場する大会で、日本は9月7日に熊谷スポーツ文化公園ラグビー場でアメリカ代表とプールB第2戦を行う。プールAにはフィジー、トンガ、サモアが入っている。
5位決定戦と準決勝は9月14日、15日に東京・秩父宮ラグビー場、3位決定戦と決勝は9月21日に東大阪市花園ラグビー場で予定されている。コメントは以下の通り。
■エディー・ジョーンズHC
「前半に関しては我々が目指しているラグビーがうまくできていた部分が多かったと思います。フィジカル面も見せられましたし、ボールを動かし続けることもうまくできていたと思います。しかしながら若い選手が多いこともあり、前のめりになるシーンが多く、特に後半はボールコントロールができないシーンが多く見られました。ただ、今日のバンクーバーでの勝利は歴史を変える記録的な勝利になったと思いますし、結果としてはよかったと思っています」
■立川理道キャプテン
「前半は一人ひとりの役割も明確で、相手のフィジカリティに対してしっかりと前に出ることができて、自分たちのやりたいラグビーができたと思います。ただ、後半は修正しないといけない部分もあったと思いますし、次は80分間通してできるようにやっていきたいと思います」
■坂手淳史
「試合では落ち着きをもちながら、次のプレーにどうフォーカスできるかを考えながらプレーしていました。カナダはフィジカルが強いのはわかっていましたし、ミスが増えて相手に流れをわたしてしまった部分もありましたけど、若いチームにとってこの勝利がいい勢いになればと思いますし、次に向かって反省しながらいい準備を進めていければと思います」
■藤原忍
「カナダ戦に向けてフォーカスしていたフィジカルの部分でフォワードがしっかり前に出てくれたおかげで自分の持ち味も出せたと思いますし、スンシンとのコミュニケーションもうまくとれていたと思います。前半の終盤に集中がきれてミスが多くなってしまい、我慢しきれずに反則してしまったシーンもありましたけど、リーダー陣でも話して、一つひとつのプレーを集中していこうと話していました」
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記事:SPAIA編集部