見て・学んで・体験!航空の歴史について楽しく学べる静岡航空資料館/牧之原市
唯一日本に残っている大変貴重なエンジンも展示!
静岡県の牧之原市にある富士山静岡空港。静岡の空の玄関口として多くの観光客が利用し、今年で開港15周年を迎えます。今回はそんな富士山静岡空港の近くにある飛行機の魅力がたっぷり詰まった資料館を紹介します。
静岡理工科大学が運営する、静岡航空資料館。2013年に創設されたこちらの資料館には、小型飛行機の代名詞であるセスナ機やグライダーなど、実際に使われていた飛行機が展示されています。
こちらは、フジドリームエアラインズの1号機に去年まで搭載されていたというターボファンエンジンです。その他にも実際の飛行機に使われていたというエンジンのコレクションが展示されています。
静岡航空資料館 成岡謹之輔 館長: この誉エンジンは、太平洋戦争の際にゼロ戦に搭載されていた栄エンジンというエンジンの後継のエンジンです。唯一日本に残っている大変貴重なエンジンをここに展示しています。
そして、この資料館の一番の特徴は、見るだけでなく体験ができること。
展示されている飛行機には実際に乗ることができ、操縦桿(そうじゅうかん)を持って操作を体験することができます。
その他にも静岡の航空の歴史を知ることができるパネルの展示や、世界の航空史について学ぶことができる模型の展示などもあります。
静岡航空資料館 成岡謹之輔 館長: この資料館で見て・学んで・体験してもらい、若い世代に航空の歴史や知識を伝えたいと思っています。そして、多くの皆さんに航空関係に興味をもってもらいたいです。小学校の課外授業などに活用してもらえば嬉しいです。
資料館の見学は事前予約制。航空の歴史について楽しく学ぶことができますよ。
<DATA>
■静岡航空資料館
住所:牧之原市坂口2053-1
休館日:水、木曜日
※見学は事前予約制
(2024年5月25日放送)