喫茶 灯り舎 〜 総社の古民家カフェ。店主手作りのおやつと穏やかな空間で心落ち着くひとときを/総社市
おいしいおやつと飲み物があると、ほっと心がゆるみますよね。
総社市にある「喫茶 灯り舎(あかりしゃ)」は、古民家をフルリノベーションした喫茶店です。店主手作りの「おやつ」やドリンク、遊び心のあるインテリアが、訪れる人を優しく癒してくれます。
古民家でほっとするおやつとドリンクを楽しめる、喫茶 灯り舎を紹介します。
喫茶 灯り舎について
総社市の観光地・豪渓(ごうけい)の近くにある「喫茶 灯り舎」は、2024年12月1日にオープンした古民家喫茶です。
喫茶 灯り舎の店内
建物は約築120年といわれる歴史ある邸宅です。
店内は、店主が約2年半かけて自らフルリノベーションしました。電気や水道など専門的な部分を除き、内装のほとんどは店主や家族で改装しています。
以前はたたみ敷きだった床も、年配の方が過ごしやすいよう、板間にテーブル席を設けました。
温かみのある空間には、古い道具や黒電話、愛読してきた本などが並び、心地よいBGMとともにゆったりとした時間を過ごせます。
喫茶 灯り舎のメニュー
喫茶 灯り舎では店主の手作りのケーキやプリンを「おやつ」と呼んでいます。
「派手ではないけれど、家族が作ってくれるような飽きない味」を大切にしているそうです。
中でも人気なのが、数種類のケーキを少しずつ楽しめるプレート。
1〜2カ月ごとに内容が変わるメニューで、多くのお客さんに親しまれています。
ドリンクは、岡山市北区建部町の「サニーデイコーヒー」の豆を使ったコーヒーが人気です。
取材当日は、贅沢3種盛りチーズプレートとコーヒーをいただきました。
プレートが運ばれてくると、ケーキ3種とコーヒーゼリーが並ぶ華やかな見た目に思わず気分が上がります。
取材時の内容は、バスクチーズケーキ、ブルーベリーのレアチーズ、抹茶とあんこの「あんバスク」の3種類でした。
バスクチーズケーキは、とろっとした食感が印象的。
ブルーベリーのレアチーズは甘酸っぱさが心地よく、あんバスクはほどよい甘さのあんこと、下に敷かれたサクサク食感の生地が絶妙でした。
コーヒーゼリーはお店で抽出したコーヒーで作られたもの。
しっかりとした苦味が感じられ、ケーキの合間のアクセントになります。
数種類のおやつを一度に味わえ、一つ一つがしっかりボリュームがあり、大満足の一皿です。
単品メニューでは「バスクチーズケーキ」が特に人気とのこと。
コーヒーは「サニーデイコーヒー」に依頼した、お店専用のオリジナルブレンドです。注文を受けてから豆を挽き、丁寧に淹れられます。
しっかりとした苦味があり、おやつとの相性も抜群です。
他にも自家製のレモネードやジンジャーエール、「豪渓」・「岡山」の名を冠したクリームソーダなど、気になるメニューもたくさん。
シフォンケーキやロゴ入りクッキー、ガレットなどの焼き菓子も販売しており、テイクアウトも可能です。
焼き菓子の詰め合わせも用意してもらえるので、お土産にもぴったりです。
焼き菓子の詰め合わせは予約が必要です。
喫茶 灯り舎の店主に、お店をオープンした経緯や思いをインタビューしました。
喫茶 灯り舎店主へインタビュー
総社市の豪渓近くでおやつを提供する、喫茶 灯り舎の店主にお話を聞きました。
──オープンのきっかけを教えてください。
店主:
古民家に住みたい、という気持ちがずっとあったんです。
多くの人に古民家の魅力を感じてもらいたいと思い、住居兼カフェという形にたどり着きました。
──おやつのこだわりを教えてください。
店主:
素材の味を楽しめる安心感のあるお菓子作りを大切にしています。
見た目の華やかさよりも、素朴で飽きないおやつを楽しんでもらいたいです。
プレートも、お客さまに楽しんでもらえたらと思って、その都度どのような内容にしようか考えています。
──「おやつ」という呼び方も気になります。
店主:
こだわりというほどでもないんですが、スイーツほど都会的でもなく、デザートほど特別でもなく、家族が作ってくれる、おうちで食べる「おやつ」のイメージがしっくりきていてこの呼び方にしています。
──店内のインテリアがすてきです。
店主:
もともと古いのも好きで、ちょこちょこ集めていました。
お客さまからも「お店の雰囲気に合いそうだから」と譲っていただいたものもあり、自身もお気に入りの空間になっています。
春や秋にはテラス席も利用できますし、奥にはおひとりさま向けの席もあります。
来てくださる度に「今日はどの席にしよう」と楽しんでもらいたいですね。
──感想ノートがおもしろい取り組みですね。
店主:
観光地に行くと好きなメッセージを書けるノートが置いてあることがありますよね。あのノートが好きでつい書いてしまうんです。
それで自分のお店でも始めてみたところ、予想以上に皆さんが書いてくださって、ノートを読むのが営業終わりの楽しみになっています。
1対1で言葉をもらっている感じがしてとてもうれしいです。
──今後の展望を教えてください。
店主:
今はおやつの提供のみですが、いずれはランチタイムに食事も出せたらと思っています。ただ、今は一人でお店を切り盛りしているので、すぐに実現するのは難しいところです。
それでも、営業当初から「食事もできたらいいのに」という声をいただいているので、何とか形にできたらと考えています。
──読者へメッセージをお願いします。
店主:
1〜2カ月ごとに内容が変わるプレートだけでなく、お店の外の風景も、桜や新緑、紅葉など四季の移ろいを楽しんでいただけます。
ぜひ何度でも足を運んでいただけるとうれしいです。
おわりに
自然に囲まれた喫茶 灯り舎には、どこか懐かしく、心が落ち着く空気が流れています。店主が丁寧に作るおやつとドリンクを味わいながら、ほっとひと息つける場所です。
ドライブも兼ねて、訪れてみてはいかがでしょうか。