いつの間にか骨折のサインは「身長」に出る?痛みなしで背骨がつぶれる圧迫骨折の正体
背中が丸くなったのは背骨が折れたからかも!?
無自覚で起こっている「いつの間にか骨折」
椎体の部位が上下につぶれてしまうのを圧迫骨折といいます。
つぶれやすいのは後方の突起部分ではなく前方の椎体なので、圧迫骨折を起こした背骨は前に曲がり、背中や腰が丸くなってしまうのです。
圧迫骨折が軽い場合、姿勢が悪くなったとか、身長が縮んだかもと感じることはあっても、痛みなどの症状がないこともあります。
または腰が痛くても、歳だから、運動不足だからしかたないと思いがちで、背骨に深刻なことが起きていることに気づかないこともあります。
このような状態は「いつの間にか骨折」と呼ばれています。
脊椎骨の圧迫骨折がたくさんの骨に起こると、背中や腰が大きく曲がります。
すると歩きにくくなったり、ひどい腰痛に悩まされたりするだけでなく、 肋骨の中に入っている肺が圧迫され、呼吸が浅くな り、息苦しくなってしまうことさえあります。
【出典】『1日1分!!一生歩ける骨づくり』監修:林泰史(原宿リハビリテーション病院 名誉教授)