西武・金子侑司が今季限りで引退、盗塁王2度のスピードスター
通算1019試合出場、225盗塁
西武は1日、金子侑司外野手(34)が今季限りで現役を引退すると発表した。
金子は立命館宇治高から立命館大を経て2012年ドラフト3位で西武に入団。ルーキーイヤーの2013年に開幕スタメンを勝ち取って初打席初安打を放つなど、94試合出場で打率.223、2本塁打、12盗塁をマークした。
2016年に53盗塁、2019年には41盗塁でタイトルを獲得。今年4月29日のソフトバンク戦で通算1000試合出場を達成した。西武ひと筋12年間の通算成績は1019試合出場、729安打、21本塁打、223打点、225盗塁、打率.242。生え抜きのスピードスターとして活躍した。コメントは以下の通り。
■金子侑司
「ファンの方へ少しでも多くベルーナドームでプレーする姿をお見せしたくて、がんばってきましたが、叶えることができず申し訳ない気持ちです。ライオンズで過ごした12年間は夢のような楽しい時間でした。入団してからこれまで、たくさんのご声援ありがとうございました。ファンの皆さんの声援は、これからも一生忘れません」
■渡辺久信ゼネラルマネジャー兼監督代行
「金子は生涯ライオンズを貫いてくれた選手です。守備は一級品ですし、足もあってファンの皆さんを魅了する華のあるプレーが印象的でした。痺れるファインプレーもあって、チームのためにがんばってくれたと思います」
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記事:SPAIA編集部