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響きの中で感じる不思議な世界…素朴でやさしい「ラブフルート」の音色に魅せられて

Sitakke

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工房に、木を削るやすりの音が響きます。

北海道恵庭市の小野昭一さん。

「こうやってやると、木が響く。木の種類によって響き方が違うのでどうなるのか…思考しているというか、感じているというか」

自然と一体になる…優しい音色に、癒されてみませんか?

小野さんが作っているのは、「ラブフルート」と呼ばれるアメリカの先住民の縦笛。

演奏と笛の製作を始めて27年になります。
 
「木という存在の大きさに敬意を持つというか…息を注ぐと木のほうが応えてくれる」

小野さんの演奏には「曲という概念はない」といいます。

「自分の息の風が、綺麗なものに変わる楽しみがあればいい。響きの中にいると、風というか、見えないが感じる不思議な世界がある」

 
自分はどこにいるのか。
何をしているのか。

そんなことを忘れ、考えずにいられる瞬間が、ラブフルートの音色の中にあります。

「それが贅沢だと思う」と小野さんはいいます。

素朴で、そしてやさしい、ラブフルートの音色。
作り、奏で、その音を届ける、小野さんの思いとエピソードの続きは

▼「木が応えてくれる」優しい音を紡ぐ“ラブフルート”演奏と製作続け27年

文:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は取材時(2024年7月)の情報に基づきます。

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