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【多摩市】ピースボランティア 奉仕団体の「見本市」 初出展 平和活動 有志募る

タウンニュース

ピースボランティアとして活動する(左から)伊藤さん、有安さん、飛澤さん

 戦争体験を伝承し平和について考えるきっかけを提供する有志による団体として昨年設立された「ピースボランティア」。同団体があす13日(金)に関戸公民館などで開かれる奉仕団体の見本市「たまボラ・テラス」に初出展する。メンバーらは同じ思いを持つ人に参加してもらい正式団体化をめざそうと準備を進めてきた。

 同団体は2024年に開かれた「ピースボランティア入門講座」に参加したメンバーが中心となって結成した任意団体。市民7人が不定期に集まってミーティングを開き、正式団体化をめざしている。「たまボラ・テラス」を主催する多摩ボランティア・市民活動支援センター(多摩ボラセン)の職員が継続的に伴奏支援をしている。

 戦争体験者の高齢化が進み、直接話を聞ける機会が減少していくなか、体験談を語り継ぎ、平和について考えるきっかけを広く提供することを目的としている。

 すでに多摩市内に住む戦争体験者8人から話を聞き、映像をアーカイブしている。この素材をもとに平和授業の実施や平和イベントを開催していきたいという。また、戦後80年が過ぎ、「80年前の子どもたちは何を体験し何を感じたのかを、今の子どもたちに伝えたい」と学校での授業をメインにする。

 メンバーはもともと平和活動やボランティアに関心のある人が参加している。有安孝弘さん(65)は「戦争のことに詳しくない子どもたちのために空襲のことなどを解説してから、映像を見てもらう。孫の世代に伝えたいと思っていたので、いいチャンスを頂けた。戦争の事実を知って平和を考えるきっかえにしてほしい」と話す。

 同団体は昨年8月に開かれた多摩市平和展で公開平和授業を行ったが、飛澤祐子さん(72)は「平和展では人が集まらず形にできなかった。もっと認知度を上げて活動を知ってもらうようにしたい」と語る。

 講座から参加している伊藤典子さん(62)は「(たまボラ・テラスでは)戦争体験者の話を聞いてもらいたいのと、私たちの活動を見て参加してくれる人が増えたらうれしい」と話した。

 ボランティア活動や地域活動の紹介、相談、体験などを行う見本市イベント「たまボラ・テラス」は関戸公民館市民ギャラリー、多摩ボラセンを会場に開催される。午後1時30分から。障害者支援や社会課題解決など市内で多様な活動をする27団体が集結する。

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