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K-1が週末イベント開催強行、入場チケットはマスク!?

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イメージ画像Ⓒsportpoint/Shutterstock.com

3月22日、さいたまスーパーアリーナで「K'S FESTA」

多くのイベントが新型肺炎の感染拡大で自粛ムードの中、22日に「K-1」が仕掛ける1年に一度の国内最大級のキックボクシング・イベント「K'S FESTA」は、通常通りに開催されることになった。

サッカーや野球、バスケットボールのスポーツイベントが無観客試合で開催。音楽イベントは中止や延期。さいたまスーパーアリーナでは、先週末も人気アーティストWANIMAがコンサート中止を余儀なくされている。この環境下での強行開催だが、大会前にかかる会場費、海外出場選手の来日費用など巨額な運転資金を既に払い込んでおり、引くに引けない状況かと思う。

一年で一番売り上げの立つ大会を中止にして、今後の「K-1」の運営が立ち行かぬほどの悪化につながるならば開催を決断せざるを得ないことを考えると、一つの指針として間違いではない。

今年で3年目となり、過去の集客から推察するに1万人規模の来場になる。20試合で約9時間の開催時間を考えると、濃厚接触や集団感染の可能性はぬぐい切れないだけに、各スポーツ・プロモーターの間でも非常に注目のイベントとなっている。

我々、メディアに対しても厳戒態勢で、会場での取材エリアでは常時マスク着用が義務付けられており、マスクを着用しないメディアは取材を断ると事前に通達されている。こうなると、メディアの入場チケットは現在でも入手困難なマスクということになる。

周辺飲食店には朗報も濃厚接触危惧

さいたまスーパーアリーナ周辺の飲食店も、軒並みコンサートやスポーツイベントが中止になり、客足が遠のき売り上げも激減している。その状況で、1万人規模のイベントが、久々に今週末に開催されることは周辺に店舗を構える飲食店にとって、これほどの朗報はないだろう。

ただ、当日の飲食店は人でごった返し、ものを食べるとなればマスクを外す必要がある。こういった長時間のイベントでの空腹時に、何をどこで食べるのかという問題はルールが存在しない。後にどういった影響をもたらすことになるのかと考えると不安になる。

城戸康裕が優勝候補筆頭

ただ、対戦カードは豪華で、武尊、武居由樹などの現在の「K-1」の看板選手の参戦はもちろん、スーパーウェルター級(70kg)の世界王者が1日で決するトーナメントも開催。過去に「K-1 WORLD MAX」で魔裟斗が大活躍の時代に、この70kgがブームの火付け役となったことを考えると、その当時から出場する城戸康裕や、新鋭の木村“フィリップ”ミノルらが、このトーナメントへ参戦して、70kg戦線を盛り上げてくれるのは楽しみだ。

城戸は、「K-1」の新体制以降は、2017年から67.5kgに階級を下げ、木村ミノルや久保優太などと対戦しているが、減量苦も相まって動きに精彩を欠き判定負けが続いた。今回のトーナメントでは、適正体重70kgの階級ゆえに、この階級で木村と戦うとなると、過去の敗戦した試合とはいささか展開に違いがあると予想される。更に一日に決勝戦まで上り詰め3試合を戦うとなれば、これまでも何度となくトーナメントを決勝戦まで勝ち上がった経験のある城戸が優勝の最有力候補と見る。

余談だが、格闘技といえば、リングサイド席に有名芸能人や著名人が連なることがあるが、コロナウイルスの感染予防を考えると、格闘技好きを公言している芸能人が、人が集まる場所へあえて乗り込んでくるとは考えにくい。今週末は客席の埋まり具合やリングサイドの顔ぶれも興味深いところだ。

新型コロナウイルス感染拡大による影響まとめ

記事:高須基一朗

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