薬に頼る高血圧治療が”認知症リスクを高める”理由とは【薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる】
認知症と降圧剤の恐ろしい関係
降圧剤を飲むと「頭がボーッとする」「気力がわかなくなる」という患者さんがいますが、これは正しい感覚です。薬によって強制的に血圧を下げることにより、血液が脳までさかのぼっていく力が低下し、結果的に脳に十分な酸素や栄養が届かなくなってしまうのです。同様に「ふらふらする」「めまいがする」「ぼんやりする」といった症状が現われたときは、脳に届けるはずの酸素量が不足している証拠です。
降圧剤を飲み続け、こうした状態が慢性的に続くと、認知症の発症につながる可能性もあると私は危惧しています。
人間の体には本来、自ら直そうとするメカニズムが働いています。降圧剤を飲み続けることは、そうした自然治癒力を低下させるほか、体の機能を損なう恐れもあるのです。こうしたリスクがあっても、まだあなたは薬を飲み続けようと思いますか?
降圧剤を飲んだとき……こんな自覚症状ないですか?
POINT
「薬で頭がボーッとする」は酸素や栄養が脳に届いていないサイン
【出典】『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』著:加藤雅俊